誘われて、映画≪コーヒーが冷めないうちに≫ を観ました。
本と同じキャッチコピー:4回泣けます…
その通り、ほろり涙

でした。
個人的には、★一つ。
思いがけなく劇場に出かけることになり、結果、本よりずっと良かった~
でも、いくつかの小さなムムム???と、
大きなエッ?、わからない~~に戸惑ってもいます。
小さいムム?の一つは、
コーヒーが冷めるまでの短い時間だけ戻った過去は、現実を変えることはない筈なのに、
過去で貰い損ねた手紙を受け取って戻ったときに、手元に手紙がある。
読むことができる。ってアリ?
大きい?は、
過去または未来にタイムスリップするためのコーヒーは、特定の人にしか淹れられれません。
時田家の女性だけがその人で、今や数さんだけなのです。
ということは、数さんは過去にも未来にも行かれません。
それが、映画では出来て・・・笑顔のエンディングになるのですが、そこが変!
数さんの未来の娘が、数さんにコーヒーを淹れるのですが、
その娘を出すためには、数さんがコーヒーを淹れ、誰かを未来へ行かせる必要があります。
そんな場面はないし、
未来の場合は行きたい場面を特定できない設定のはず。
私の能力不足かも知れません。
ところで、この日、映画館で地震が!
暗闇でゆらゆら~~、不安でした。
後で知ったのですが、こすずめ地方震度3だったらしい。
誘って頂いて、ミュージカル観劇。
新しくなった御園座で≪マリーアントワネット ≫
華やかな赤に心浮き立つ御園座は、客席数が減ってこじんまりした印象です。
以前はあった、食堂や広い売店もなくなっていました。
歌舞伎座や、松竹座のように、お弁当を席で食べられるようになりました。
でも、それにしては…まだ、狭いスペースだわ~
◇出演者
マリー・アントワネット:花總まり、笹本玲奈(Wキャスト)
マルグリット・アルノー:ソニン、昆夏美(Wキャスト)
フェルセン伯爵:古川雄大
オルレアン公:吉原光夫
ルイ16世:佐藤隆紀、原田優一(Wキャスト)
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ ほか
wキャスト、この日の出演者は色を変えておきました。
始まりは、舞台が狭いなぁ~と感じていたのですが、
後半(最後になるにしたがって)奥行きの深さが見事に生かされた良い雰囲気になりました。
豊かな声量と美しい衣装、素晴らしい舞台装置…そして、とてもわかり易い進展。
心地よい3時間を過ごしました。
誘ってくださって、感謝です。
二人のその日の装い、こんなんでした。
華やかな訪問着と帯。
上背のある着姿、羨ましい~といつも思います。
髭紬の無地の長着に、ト音記号とサックス🎷が刺繍してある半幅帯。
音楽会などには出番が多い帯で行きました。