こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
錦秋顔見世・夜の部

大型台風27号と28号が大雨を連れてやってくるとの予報に、
もしかしたら観に行かれないかと気をもんだのですが、晴ました。

この日、午前2時過ぎに東北地方に又大きな余震(震度7)がありました。
のんびり歌舞伎見物は、心苦しいと思うながらも楽しんできました。

ポスター部分


 夜の部の出し物・・・
  一、西郷と豚姫(さいごうとぶたひめ) 
    京都に実在したお茶屋、奈良富の仲居で大女のお虎と、お虎にぞっこんだった西郷さんのエピソードをもとに
    池田大伍が脚色した新歌舞伎の名作です。――松竹――

     お虎がモデルのお玉:扇雀と、西郷吉之助:彌十郎さん。
     とっても良かった~+泣けました。本当に  

 これが、観たかった!の、
 二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
    大南北といれる四世鶴屋南北の作品です。当時、五世岩井半四郎が、七役を早替わりで演じ、
    通称を『お染の七役』といわれています。昭和になって渥美清太郎が改訂した部分があります。――松竹――

    今回は、来春中村歌右衛門襲名の決まっている 福助さんの七役①~⑦です。    
      ①油屋娘お染
      ②丁稚久松 ・・・(元は武家子息)
      ③許嫁お光 ・・・(久松の許嫁)
      ④後家貞昌 ・・・(お染の継母)
      ⑤奥女中竹川・・・(久松の姉)
      ⑥芸者小糸 ・・・(お染の兄が片思い中)
      ⑦土手のお六・・・(鬼門の喜兵衛の女房)

     福助丈の弟の橋之助丈の、鬼門の喜兵衛の悪役ぶりも見応えがありました。
    一段と男前に。。。

    早変わり、本当に不思議、信じられない速さです。
    3秒もかからないで、全く別の場所から別人になって現れます。
    2~30回変わりますが、2回だけ裏の技がわかりましたよ。

    1度は、スッポン(花道のせり上がりの部分)の上に駕籠を置いて中にお染が入ったりいなくなったり。
    もう1度は、お染・久松の二人が一緒に踊る場面での身代わりとのすれ変わり~
    
    変わる瞬間を見ました^^


 芝のぶ2

 この、身代わりさん・・・お染と久松の二人がいますが、お染の吹き替えがわかりました。
 中村芝のぶ丈 ↑、今回初めて認識しましたが美貌が人気の女形ですって。
 
 お染の侍女のお園役で、お染と一緒に客席を道中に見立てた演出も嬉しい♪



 橋吾2場面

 そして、この日は 
お染の七役の劇中に、福助丈による中村橋吾さんの名題披露口上がありました。
 名題については ⇒ こちらが詳しいです。

中村橋吾(はしご)さん、≪なり切り歌舞伎体操≫という
本も出されているようです。知りませんでした。





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錦秋名古屋 顔見世
錦秋名古屋 昼の部に行ってきました。

2_201310071113330bc.jpg

名古屋で歌舞伎を観ると言えば『御園座』でしたが、ただいま閉鎖中。
変って、『名古屋市民会館』中ホールでの開幕です。

この市民会館は、何しろ古い~~
地下鉄から長い通路と階段で行かれますが、エレベーターもエスカレーターもないの。
地上からも行かれますが、わかり辛くて迷子になります。

市民会館とは言っても、公営ではなくてオーナーが良く変わります。
今は≪日本特殊陶業≫のもので、前には≪中京大学≫が持っていたことも。

予想はしていましたが、観客も普段着姿が多くて華やかさがなかったかな。




歌舞伎ロゴ


出し物は・・・良かったです。面白かったです。
ポスター拡大出来ます。クリックのあと、再クリックで大きく読みやすくなります。

顔見世ポスター   昼の部

実は、この日、第一回目に参加したことのある『若鯱歌舞伎クラブ』にも参加しました。
歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎氏の解説と、中村福助丈のお話も楽しみました。


   鳴神は、あの大騒動前の海老蔵丈で見ています。【通し狂言雷神不動北山櫻】
   怒りの荒事は、体躯の大きな海老蔵にちょっと負け気味ですが、
   美しい姫:扇雀丈 の色香に惑わされる様子は橋之助さんに軍配 ↑。


   舞踊・・・鷺娘。
   来年4月に歌右衛門襲名の決まっている、福助丈の美しい女形。
   引き抜き(着物に仕掛けた糸を抜いて、一瞬で着物が変わる)が、3度有馬っす。
   もろ肌脱ぎなどもあって、5回衣裳が変わります。

   白い雪景色に生える美しい舞台もため息が出ます。


   与話情浮名の横櫛・・・「木更津海岸見染の場」と「源氏店の場」
   「源氏店(玄治店)の場」は、春日八郎の『お富さん』で有名ですが皆さんご存じないかもしれませんね。

   お芝居の内容そのまま見事に出てきます。
   「粋な黒塀、見越しの松」のある「玄冶店」。 
   風呂上がりの、まさに「婀娜(あだ)な姿の洗い髪」。 
   「----死んだ筈だよお富さん、生きていたとはお釈迦様でも知らぬ仏のお富さん、ええさほう、玄冶店」
   「今じゃ呼び名も切られの与三(よさ)よ」。など・・・

   お富、前回も福助さんで見ています。 ここです。 
  
 


You Tubeで見つけました。





それにしても、暑い日でした。
前日の天気予報では、気温29度という事で迷ったのは、単?袷?

若鯱歌舞伎クラブに参加するためには、家を8時に出ます。
着替える頃はまだ涼しくて、思い切って袷にしました。

劇場内も少し暑い!
ハネた後の、街は暑くてたまりませんでした。
気温:31度だったとか。


着姿

菊菱の大島に変わりちりめんの染帯は、あおもみじです。


そうそう。
福助丈の七役早変わりが楽しみな夜の部は、誕生日に。(月末です)
自分で、自分へプレゼント♪







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七月大歌舞伎

昨日=5日=大阪・松竹座へ日帰りで行ってきました。
大阪には歌舞伎座もあるのに、歌舞伎公演は『松竹座』と言う不思議な劇場・・・
初めてでしたが、こじんまりながら、落ち着いた雰囲気の趣のある劇場、
好きだわ。


名前だけ知っている、道頓堀にありました。


ポスター

貸切公演で、
私の席は、1階-右側-1番
良いことがありそうな、そして、とても観やすいお席がうれしい!


   【昼の部】の出し物は、↓です。内容はこちらで 


    一、通し狂言 柳影澤螢火(やなぎかげさわのほたるび)
        柳澤吉保 ・・・ 橋之助
        護持院隆光 ・・・ 扇 雀
        おさめの方 ・・・ 福 助 
        お伝の方 ・・・ 孝太郎
        徳川綱吉 ・・・ 翫 雀
        桂昌院 ・・・ 秀太郎

    二、保 名(やすな)
        安倍保名 ・・・仁左衛門




お弁当

人気者の片岡仁左衛門丈をお目当てのファンもきっと多いでしょうが、
私は、それほど贔屓に思っていません。


『保名』も、少し残念でした。

菜の花が一面に咲く背景は素敵でしたが、
仁左衛門さんには、幽玄の世界に連れて行ってもらえませんでした。


素人の聞き齧りでは、この踊りは体力・技量の要る難しい踊りだとか。
七之助さんなんかで見たいけれど、まだ無理なのでしょうか?




『柳影澤螢火(やなぎかげさわのほたるび)』、 通し狂言は筋もわかり易いし、
中村橋之助丈・・・良かったです。
場が進むにつれて、貫録の付いた増した悪党ぶりの見応え、なかなかでした。

そして中村福助丈、美しい女形で
翫雀丈の将軍綱吉も舞台映えしてました。
(背広姿のこの方とは比べられない~って、内緒ネ。)


前日から、雷の伴う激しい☂予報・・・

朝まで迷って、和服で出かけました。
雨草履を持っていなくて、大急ぎで手に入れたのは草履カバー。
掛けてみましたが、なんだか履きにくそう~~でも、大雨なら仕方ないです。


草履

着物と帯は、ガード加工のしてあるものでいいかなぁ??


出かける時は、小雨。
草履カバーは外しました。


帰りはすっかり晴れて・・・やっぱり、晴れ女?


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2013.03.25.Mon
亀治郎さん、猿之助襲名公演。
歌舞伎

先週に続いて、 御名残御園座≪三月大歌舞伎≫ 夜の部に行きました。
今回も前から5列目、真ん中近くのお席でした。

いよいよ、明日=26日の千秋楽公演を最後に閉館する御園座、さすがに満席。

開業時


今の劇場ビルは2015年度に解体。
高層マンション併設の劇場となって、18年に開業する予定だそうです。
本当に、名残の御園座です。





夜の部の演目は、こちらにありますが、

何といっても、猿之助の【義経千本桜】
川連法眼館の場・市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候が、楽しみ。

集


義経千本桜の長い話の中でも、この、川連法眼館の場=四の切=は、
わかりやすい上に、面白い^^

忠信の狐ぶり、動きとセリフに狐の本性がチラチラ見えるさまは、
軽やかで見事。そして、なんとも可愛げがあります。

本物の忠信に早変わりしたり、思いがけないところからの出没も見事!
アクロバットまがいの激しい動きをこなしながら、笑顔の余裕。

これまで、勘九郎丈と海老蔵丈の同じ場面を見た筈のこすずめ、今日の舞台が一番楽しめました。

そして、最大の見ものは宙吊りですね。
花吹雪の中に消えて行く猿之助さんの宙吊り・・・充分楽しませて頂きました。





付録です。


和服反転


着物は、大島の染。
綠色の<天目ぼかし>染に、薄い綠地に四季の花木の友禅です。

鏡を使って自分撮り、袷が反対になります。
それでは!と、写真を反転してみました。


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2013.03.17.Sun
「三月大歌舞伎」 御園座
歌舞伎

いよいよ、この興業でが企業取り壊し予定の『御園座』に行きました。

ポスター

何かと話題になった、
二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露 公演です。


演目



御園座HPからのコピーで、美しくないのですが演目です。

今日は、昼の部を観ました。夜の部は来週行く予定。

小栗栖の長兵衛・・・・・九代目市川中車・襲名の、香川照之さんの大芝居。
            この芝居の稽古の様子は、以前TVで密着取材していました。
            達者な俳優さんですから、立派に、見事に演じられました。
            面白かったのですが、どこかに私的偏見が混じっているのでしょうね、華が欲しい~。

黒    塚 ・・・・・亀次郎改め四代目市川猿之助の舞踊劇。
            安達ヶ原の老女:岩手=鬼女を演じます。
            この人も、器用な人との印象がありますが、魅力的な華があります。
            寂寥感と可愛げのある老女から、おぞましい鬼女へ変身は良かった~
        
            今日の席は、9列花道際。
            岩手が花道を走り去るところ、鬼女の、仏倒れと呼ばれる体ごと倒れる様子を、
            間近で見られたのも嬉しかったぁ~

楼 門 五 三 桐・・・・・南禅寺山門での美しい場面での、とても、短い場面の芝居。
            大盗賊:石川五右衛門とその父との対面の場。
            父親:真柴久吉は、市川猿翁の予定でしたが、
            体調不良のため休演、市川中車の代役でした。
            やはり、親子ですね、猿翁を彷彿とさせられました。これから、大きくなられるでしょう。





ところで・・・
襲名公演歌舞伎なので、日頃になくこんな柔らか物で行きました。


和服


出先で写真をとって貰い忘れまして、
戻って、いい加減に自分撮り・・・

あちこち、変になっていますね。目を瞑って下さい。
何故、扇が出てるの・・・とか、帯締め上がってる~など。




「御園座会館」は今月末に閉館し、入居する飲食店などのテナントも退去する。その後は10月に名古屋市民会館で歌舞伎を公演する。建物の取り壊しは来春の見通し。
4月になってから、正式な発表があるようです。



             
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2012.10.09.Tue
第四十八回 吉例顔見世は、六代目中村勘九郎襲名披露♡
歌舞伎
勘九郎襲名 (1280x441)

大好きな中村勘三郎丈の長男:勘太郎さん改め勘九郎襲名披露の舞台でした。
昼の部・夜の部ともに、花道すぐ横の前から10列目辺り。
お姿も衣装も目の前でしっかり見ることが出来ました。


七之助・勘九郎
弟の七之助さん      勘九郎さん  

病気療養中の勘三郎丈は、残念ながら見られませんでしたが、
尾上菊五郎・菊之助親子、片岡仁左衛門、中村時蔵、中村扇雀、市川左団次等々・・・
豪華な出演者陣は、さすが顔見世!


002 (747x1024)   昼の部
  一、八 重 桐 廓 噺(やえぎりくるわばなし) 嫗山姥
   坂田金時、つまり足柄山の金太郎誕生の由来話は、
    扇雀のひょうきんな色気と、道化役で醜女の亀蔵が見事です。
    イヤホンガイドで
   「元カレをフェイスブックで探して、ときめくような」と。あはは^^
  二、蝶 の 道 行(ちょうのみちゆき)
    現世で結ばれることなく散った美しい男女が蝶になって・・・
    菊之助と七之助の2人舞、美しさに見とれます。 
  三、伊 勢 音 頭 恋 寝 刃(いせおんどこいのねたば)
     3大遊郭の一つ、伊勢古市の遊郭:油屋で実際に起こった事件が
     元になっています。
     名刀を巡っての、深い思惑に読み違いをした『貢』(←写真)は、
     次々と人を斬ってしまう。
     凄惨な場面はどうも苦手ですが、様式美には感心もします。


     勘九郎の見栄えの良さは写真の通りですが、仁左衛門さんのカッコ良さは別格として、
     左団次の醜い遊女と、憎々しい仲居の万野役の菊五郎・・・迫真で、やはり千両役者ですねぇ~



011 (800x600)
中村屋の定紋は、角切銀杏(すみきりいちょう)



003 (724x1024)   夜の部
  一、鬼 一 法 眼 三 略 巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)    菊畑
   開演前から、菊の垣根が幕の前に配されています。
   虎蔵=牛若丸の菊五郎は、貫禄がありすぎ。菊之助がいいな。
   智恵内=鬼三太の仁左衛門、いつまでも若々しく清々しい、素敵!
  二、六代目中村勘九郎襲名披露 口  上(こう じょう)
   尾上菊五郎丈を中心とした口上、和やかでした。
  三、義 経 千 本 桜(よしつねせんぼんざくら)   道行初音旅  川連法眼館
   道行初音旅・・・勘九郎・七之助兄弟での踊り。
   小顔でスラリとした、七之助の娘姿は美しく可愛らしい。

   川連法眼館・・・源九郎狐/佐藤忠信の勘九郎、静御前に七之助、
   そして源義経に菊之助などの若手連で華やかな舞台になりました。


  勘九郎が忠信として現れる場面、狐に変わる場面、正体を現してからの場面、アクロバティックな動きなど、
  花道、しかもスッポンの近くの席なので、間近で見られるかと期待していました。

  ・・・・トホホ・・・
  勘九郎が忠信として現れる場面、すっかり演出に騙されました。
  気がついたときは、川連法眼館の庭先に狐になって表れていましたよ~~

  ま、その他の軽業ともいえる身軽な身のこなしは、堪能させてもらいました。
  
  そのあまり~~かしら?、
  すぐ近くのオバサマ方が、いちいち声を出して頷き感心される様子が気になって気になって・・・
  
  
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2012.06.04.Mon
6月大歌舞伎
歌舞伎

6月大歌舞伎の初日、昼の部を観てきました。

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業績の不振で・・・、昨年8月から再開発の協議継続中の御園座の先行きは、不透明ですが、
4月の「細雪」から 来春3月の市川亀治郎の四代目市川猿之助襲名披露公演までを
御園座さよなら公演として興行しています。

大歌舞伎

さすが初日です。
正装に近い美しい和服姿も多く、席もほとんど埋まっていました。
うっとりするような着姿は、垢抜けて、もしかしたら粋筋の方かしら?

お騒がせやんちゃな、海老蔵さんメインの公演、
海老様大好き!の、まさこさん…大満足でにこにこ(´ー`*)。・:*:・ポワァァン

顔良し・声良し・姿良しに家柄も良し・・・まぁ、揃いすぎですもの、天狗になるのも頷けますが。


かぶきjpg

出し物の、『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』・・・

男気、それに関わる女性の意地、任侠に尽きると思います。今回は団七に加え、お辰という、団七の親友である徳兵衛の女房の二役を演じます。この作品は歌舞伎ならではの面白さがあり、またタイトル通り「夏」を意識した季節感溢れる作品ですので、六月にはぴったりの作品だと思いますので、ぜひご覧いただきたいです
と、これは海老蔵さんのコメントです。
舅との必死の泥仕合、見得の場面は多いのですが個人的には好みではないです~
重い気持ちが残ります。


『素襖落(すおうおとし)』・・・

面白い舞踊劇です。狂言仕立て。
團十郎、いやぁ~~笑わせて頂きました。

終わりよければすべて良し。

終焉後、近くのヒルトンホテルラウンジで楽しいお喋り。
おわり楽しければ、すべて楽し^^な、一日でした。



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2012.04.19.Thu
楽しめました~細雪
歌舞伎
楽しみにしていた≪細雪≫御園座公演、無事に楽しんできました。

3_20120419231410.jpg

美しく華やかな衣装がふんだんに見られると、以前から気になったいたのですが
実は初めての観劇・・・


これのために、原作を改めて読んで、観ますと、
いろいろな発見もあって楽しさが増したように感じました。

今回の出演者は、
長女:鶴子に、高橋恵子 /次女:幸子は賀来千香子 / 三女:雪子が水野真紀 / 四女:妙子、石川梨華。

高橋慶子さんの長女は、見事な貫録と美しさ・・・
賀来千香子さんの次女:幸子は、原作とは少し違う性格になっています。
三女:雪子の水野真紀さんは、わざとらしさが嫌味で、いただけない。
四女:妙子役の、石川梨華さんは、なかなか良かったです~

一番気になった事は、長身の賀来さんの着姿・・・
おはしょりが2cm位しかありません。長丁場の舞台衣装・・・何とかならない物でしょうか?。とても残念でした。
追記・・・それと、個人的に残念だったことがあります。
昭和初期(17年~21年)の時代背景の話にしては着物があまりにも現代もの。

例えば、ご一緒した(まん中の)方の帯のような、味わいのある衣装が見られたら、もっとよかったな、と。






今日は・・・とうとう、洋服で出掛けました。
ご一緒した方々は、素敵な和服でした。ご了解いただいたので、御姿UPさせていただきますね。

2_20120419234912.jpgクリック拡大出来ます。



そして・・・

未練がましいのですが、迷った挙句着なかった私の予定の着物は、これ。


1_20120419231303.jpg


今の季節に必ず着たくなるもの。
白大島を黒に染めて、バラ模様の銘仙を八掛けに・・・

そのバラを刺繍して貰った付け下げには、銘仙とナナコの切り嵌めの帯。
今年は、もう着られません・・・


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2012.02.12.Sun
御園座・2月花形歌舞伎(平成24年)
歌舞伎

    201202-01-1r.jpgクリック拡大




1102hana_01.jpg  ← 昼の部の題目です。

   久しぶりに歌舞伎らしい歌舞伎を見たね!と、よしこさん。
   勿論、誰も異存なく頷きます。

   一、義経千本桜では、変化の見事な女形。
   三、雪暮夜入谷畦道では、見場(みば)の良い直侍(なおざむらい)を演じ
     る 尾上菊之助・・・オーラが放たれています。

  辰之助が尾上松緑を、新之助が市川海老蔵を襲名するまで、
  "平成の三之助"と大人気の尾上菊之助・尾上辰之助・市川新之助。

  その辰之助だった松緑の貫録にも、ほれぼれします。
  
   二、女伊達・・・女で、男だてのような言動をする女の侠客(きょうかく)
      華やかで陽気な歌舞伎狂言です。
 
  時蔵の女形は、三の遊女: 三千歳 でも美しい^^
  トンボを切ったり、サーカスまがいの曲芸混じりで楽しかったです。
 
  
   
  ・・・・・兄の源の義頼から逃れて、九州へ渡るために船宿=渡船屋に潜んでいた義経。
       渡海屋のあるじ:銀平の正体は新中納言知盛・・・つまり義経を打ちたい平家びと(松緑)
       銀平の女房お柳も・・・実は安徳天皇(あんとくてんのう)の乳母(菊之助)で、その様子の変化が見事でした。


内容の解説は、なかなか難しいですし・・・・手に負えませんので、パスしますね。
とにかく、満足できたことは覚えておきたいです。








まさこさんが、『預かり物よ~』と手渡して下さったのは、
これ!


201207r.jpg


直径20cm位の、綺麗なお皿。

赤い金魚が泳いでいるように見えますが・・・なんでしょう?
なかなか、使い勝手の良さそうなお皿です。先輩の手作りです♪

明日、お礼の電話をしながら、意匠等伺ってみます。


追記です。(2月13日)
頂いた綺麗なお皿・・・製作者の先輩にお礼の電話をしました。
何を表しているのか?伺いました。

クリーム色の丸いのは’魚の目’で、形は魚だそうです。
赤いのは、想像通り金魚・・・
201204r.jpg

正しい向きはこちらでした。
先輩、間違ってごめんなさい。





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2011.10.10.Mon
御園座:顔見世 / ようやく出番が~
歌舞伎
第47回吉例顔見世、昼の部に行ってきました。

歌昇改め三代目中村又五郎と、種太郎改め四代目中村歌昇の親子ダブル襲名披露と、
昨年11月の暴行事件で謹慎休演していた市川海老蔵の復帰舞台と、話題の多い公演です。

昼の部の演目は、
・・・南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)

伏姫と愛犬八房との間に生まれた八犬士が、お家再興を目指す、有名な小説 (曲亭馬琴原作)から。
文句なしに面白かった~
華麗で、大がかりな大屋根上の立廻り・・・市川染五郎と今公演の主役の一人:歌昇の斜面になった屋根の上での踏ん張りの効いた立ち回り、歌舞伎役者さんは半端な体力では出来ないと実感しました。。

注目の海老蔵ですが、六方を踏んでの花道引っ込みもとても見事でした。
海老蔵ファンのまみこさん、大感激!していました。

ところで、この六方ですが、左右の手足を同時(右手と右足、左手と左足)に出しますが・・・
大立ち回りの刀捌きも同様だそうです。右手で刀を振り下ろす時には右足が前にあると言うことで、それは安全のためだそうです。
反対の脚を出していると振り下ろした刀で脚を切ることもあるから・・・と。

最近の運動ではこの方法を採る事も増えているそうで、何とか方式と呼ぶそうです。←忘れました。

・・・一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)


平家全盛の世、清盛の命によって一條大蔵卿の妻となったかつては源義朝の妻であった常盤御前。
大蔵卿の本性を隠した作り阿呆と、颯爽とした貴公子姿の演じ分け・・・中村吉右衛門、お見事♪
ですが・・・申し訳ない事に、直前の幕間にお腹一杯になってしまった私、まだら居眠り、ゴメンナサイ。

・・・三代目中村又五郎・四代目中村歌昇 襲名披露口上(こうじょう)


裃姿の俳優が舞台に並んでの、襲名披露。
新又五郎、新歌昇をよろしくとのお祝いと観客へのお願い・・・それぞれの語りの個性が楽しかったです。

・・・寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)


曽我十郎、五郎の父の仇である工藤祐経。
仇を討とうと逸る若気弟:五郎と、押し止める十郎・・・演者は、今日、醜名の新又五郎と梅玉。
工藤祐経は、團十郎でしたがかなり丸顔になっています。それも、何か不健康にも感じられて、少し気がかり~


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22333099.jpg
今日のいでたちは、これでした。着付けの失敗は見逃して下さい。

好きなのになかなか着る機会が無いままの大島は、
【龍郷(たつごう)】と呼ばれますが、一癖も二癖もあり、
人によっては、銘仙?と聞かれます。クリック拡大出来ます。
思い切って着て出かけましたところ・・・・
知らない人からいろんな声をかけられました。

◆團十郎さんだから、升ですか?(三升が定紋なので・・・)と歌舞伎に詳しいらしい方からのお声掛け。
◆同様ですが、歌舞伎なので升ですか?
◆良い大島ですね。今ではもう手に入りませんね。
 ・・・・ など、見知らぬ方からの思いがけないお言葉を嬉しく思いましたが、

ムム?よく考えると、着物に着られているってことでしょうか?ガガァ~~ン・・・



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2011.08.08.Mon
片岡愛之助・好色一代男
歌舞伎
御園座に出かけました。
[#IMAGE|a0089450_21483012.jpg|201108/08/50/|left|120|33#]
・・・・・ご存じ、井原西鶴の『好色一代男』が原作。様々な姿に身を替えながら、理想の女を求め、諸国を遍歴する天下の色男:浮世之介はもちろん愛之助です。

昨年11月に暴行事件騒動で舞台を降板した市川海老蔵の代役として、
京都・南座公演を3日の稽古で成功させ、
注目を浴びた人気上昇中のラブリンこと六代目片岡愛之助・・・です。

1972年、大阪で生まれた愛之助は歌舞伎とは無縁の工場経営者の子供で、
9才のとき、片岡秀太郎(69)の誘いで秀太郎の父である故・13代目片岡仁左衛門(享年90)の部屋子となり、1993年に片岡秀太郎(69)と養子縁組。6代目片岡愛之助を襲名・・・がプロフィール。

わざわざここで明らかにする必要もない、この人の忘れて欲しい部分は
若い頃の、所謂”隠し子”発覚とその時のコメントでしょうが・・・・

これは、役者としての今後を含めてとてもドラマティックと思います。
かなり面白い小説かドラマに出来そう、と期待してしまいます。
誰か・・・・・・
小説かドラマに「してくれないかしら?


      愛之助・・・こちらで詳しくわかります。





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2011.02.06.Sun
2月大歌舞伎
歌舞伎

御園座、二月大歌舞伎昼の部に行きました。
当初予定されていた海老蔵出演の「石川五右衛門」は、例の騒動による海老蔵降板で、中村梅玉と中村福助による「勧進帳」や「義経千本桜」「与話情浮名横櫛」などに演目変更でしたが、それでも、2日目の客席は90%に入りの盛況・・・


【昼の部】の演目は、馴染み深いものばかり・・・
一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ) 葛の葉
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳
三、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし) 源氏店

一、、、葛の葉は、  恋しくば訪ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
有名なこの歌にまつわるきつねの女房の話・・・安部保名の妻:葛の葉は、保名に助けられた狐。
童子と言う子もある所へ現れたのが実物の葛の葉姫。後ろ髪をひかれながら、夫と子供を残して信太の森へと帰る、別れの歌です。
左手で筆を持っての鏡文字(左右反対の文字)や、下から上に向かって書く文字、果ては子供を抱きながら口に筆を咥えての散らし書き、墨後も美しい・・・福助さんでした。
ちなみに、この時残された童子は、陰陽師の安倍晴明だそうです。

二、、、勧進帳・・・安宅の関での富樫と弁慶の応酬と所作・引っ込みの飛び六方を堪能しました。
兄、頼朝に追われ奥州平泉の藤原氏の元へ落ちのびようとする源義経。これを捕らえようと各地に関所を設けた頼朝。
山伏姿に変装した義経と弁慶たちが安宅の関に差し掛かり、関守:冨樫の詮議を受けます。一行の山伏姿を疑う富樫に、東大寺復興勧進のため諸国を廻る役僧と称し、何もか書かれていない勧進帳(寄付帳)を読み上げ、一旦は難を逃れます。
が、再び強力姿(荷人夫)の義経に疑いをかけられると、弁慶はすかさず金剛杖を持って主である義経を打ち据えます。冨樫は弁慶の忠誠心に心をうたれ、義経一行だと気付きながらも関の通行を許す・・・能の『安宅』が基になっています。

[#IMAGE|a0089450_1594187.jpg|201102/07/50/|mid|156|207#]三、、、源氏店は玄治店とも現わされるようです。
むかぁ~昔、私は産まれていましたが・・・昭和29年のこと、
春日八郎の「お富さん」が大ヒットしたのです。
でも歌詞の中の一部分、お芝居の内容そのまま見事に出てきます。
 「粋な黒塀、見越しの松」のある「玄冶店」。 
 風呂上がりの、まさに「婀娜(あだ)な姿の洗い髪」。
 「----死んだ筈だよお富さん、生きていたとはお釈迦様でも知らぬ仏のお富さん、ええさほう、玄冶店」
「今じゃよびなも切られの与三(よさ)よ」。など・・・

急に出演の決まった福助さんですが、『葛の葉』では、女房:葛の葉と葛の葉姫の二役で、早変わりの連続^^
『源氏店』では色っぽいお富さんを。
夜の部の二演目も、両方とも出ずっぱりの大活躍・・・凄いです。

それにしても、歌舞伎、やはりいいです・好きです。
舞台や衣装の美しい色合わせ、三味線・鼓など和楽器の音色と長唄・義太夫など人の声の心地よい響き、歌舞伎役者の踊り・所作・決まり事など見事な様式美だなぁ~と感心します。









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2010.10.25.Mon
御園座 顔見世 昼の部
歌舞伎
初日=10月2日に夜の部を観た御園座の≪吉例・顔見世≫の昼の部を観ました。
通し狂言『旭輝黄金鯱』(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)は、名古屋開府四百年を記念したものです。

今年1月の国立劇場が初演です。
大凧に乗って黄金の鯱の鱗を盗んだという江戸時代の盗賊、柿木金助が主人公。

御家騒動・出生の秘密に思いがけない因縁・・・
柿木金助(尾上菊五郎)が大凧の宙乗りで名古屋城天守閣の金鯱を盗むの様子は、2階正面前から2列目の座席で、真近く見られました。
とても安定感のある悠々とした宙乗り・・・安心して楽しく見ていられました。

更なる見所・・・本水を使っての「鯱つかみ」などのけれんや、金鯱観世音:千手観音ダンスの滑稽な踊りには、笑いが止まりません。
楽屋落ちの台詞にも大爆笑^^伝統芸能の歌舞伎に拘れば問題があるかも知れませんが、楽しいエンターテイメント・・・憂さを忘れさせてくれます。

これ、どなたかおわかりでしょう・・・?
人間国宝:坂田藤十郎夫人・元参議院議長の扇千景さんです。
お姿を見かけた人々が“お写真、構いませんか?”と口々にお尋ねすると、”構いません~”って・・・
嬉しく写させて頂きましたが、皺もない美しさ^^と、気取りのない穏やかな口調・・・
さすがに遠慮しましたが、
「藤十郎さんは、お幾つになられましたか?」と伺っても良いような雰囲気もあるほど。
TVで見なれた厳しいお姿とはまるで違った、素敵な方でした。


実は、初日の公演で・・・
菊五郎夫人(冨司純子さん)のお姿も見かけて、携帯カメラを止められた事も・・・色々です。







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2010.10.03.Sun
若鯱カブキクラブで、第46回顔見世。
歌舞伎
若鯱カブキクラブ第3回、いよいよ顔見世夜の部の公演観賞です。
開演前に、今回も、講師のの【おくだ健太郎】氏から、演目の見どころを伺います。



【舞妓の花宴 しらびょうしはなのえん
 男姿の白拍子の舞い=通称「男舞」と、烏帽子を取り娘姿となった後とで踊りの様を、時蔵が見せます。

【伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ
 江戸時代の仙台藩、伊達騒動を芝居にしたもの。
 お家乗っ取りと若君暗殺を企てる悪人=仁木弾正ら、から、若君を守っている乳人の政岡。毒入りのお菓子を、若君の代わりに食べて命を落とした我が子千松を、政岡が抱きしめ独白する場面があります。
また床下(舞台装置)で警備をしていた荒獅子男之助(あらじしおとこのすけ)が、ネズミに化けた仁木弾正を取り押さえようとするセリフの全くない演技と、〈床下)の舞台に注目を。

【身替座禅 みがわりざぜん
 狂言『花子』を題材にした浮気者の大名菊五郎と、やきもち焼きの奥方=翫雀(がんじゃく)のユーモラスな舞台。

そして、【弁天娘女男白浪 べんてんむすめめおのしらなみ
 今回は、「浜松屋見世先」と「稲瀬川勢揃い」の場で、正体を見破られた弁天小僧が肌脱ぎになり、煙管を片手の名台詞:”知らざぁ言ってきかせやしょう”と、揃いの衣装で傘を差し、花道から登場する五人男がそれぞれ名乗りを上げる場面だけ上演されます。
菊之助の弁天小僧、女形の美しさはうっとりしました。
初日なので、菊五郎夫人でもある菊之助のお母様=冨司純子さんのお姿をロビーでお見かけしましたが、そっくりです。
それだけに、難を言えば・・・弁天小僧としての男役は、貫禄不足かな?年齢を待ちましょう。

ここで、
知らざぁ~の名台詞全文書いて見ましょうか。(要らないって?ふふ…自分用です)

知らざあ言って聞かせやせう。
浜の真砂(まさご)と五右衛門(ごえもん)が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ケ浜、その白浪(しらなみ=泥棒のこと)の夜働(よばたら)き、以前をいやあ江之島で、年季勤めの児ケ淵(ちごがふち)、江戸の百味講(ひゃくみこう)の蒔銭(まきせん)を、当(あて)に小皿(こざら)の一文子(いちもんこ)、百が二百と賽銭の、くすね銭(ぜに)せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮(かみのみや)、岩本院(いわもといん)で講中(こうじゅう)の、枕捜(まくらさが)しも度重なり、お手長(てなが)講を札附(ふだつき)に、
たうとう島を追出され、それから若衆(わかしゅ)の美人局(つつもたせ)、こゝや彼処の寺島で、小耳に聞いた音羽屋の、似ぬ声色(こわいろ)で小ゆすりかたり、名さへ由縁(ゆかり)の弁天小僧菊之助たぁ、おれがことさ


それにしても、往年の歌謡曲弁天小僧は、見事だなぁと感心してしまいます。
ご存じない方が多いでしょうが、歌詞の中に弁天小僧のすべてが見事に納めてあります。





公演終了後開かれた、立食での懇親会。

伽羅先代萩で荒獅子男之助を頼もしく男らしく、
身替座禅では、やきもち焼きの奥方をひょうきんに楽しく演じられた
翫雀さんも参加されて、賑やかに終了。

ちなみに翫雀さんは、
人間国宝:坂田藤十郎さんと扇千景さんの御子息、扇雀さんのお兄様です。
熱烈ドラゴンズファンだって!





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2010.09.23.Thu
若鯱カブキクラブ 第2回
歌舞伎

の2回目はバックステージツアーで、御園座の舞台裏見学をしますが、

                          その前に、ランチを済ませましょう。

現在公演中の松平健の舞台が終了した直後で、
装置が見えている客席で講師の≪おくだ健太郎≫氏から、舞台についての説明をうけてから、

[#IMAGE|a0089450_0474092.jpg|201009/24/50/|left|200|150#]
30人くらいずつのグループで、見学会出発します。
ここが、舞台装置の搬出入口。
小型トラックが、1台すっかり入ってしまう。

この看板の場所なら、いつも通ってます^^
あら、まぁ!

[#IMAGE|a0089450_0482352.jpg|201009/24/50/|left|200|150#]

顔見世公演の成功を祈願して8月26日に揚げられた、まねき看板。
歌舞伎特有の勘亭流のこの文字、
名古屋には書ける人が居ないらしい。


[#IMAGE|a0089450_0492690.jpg|201009/24/50/|mid|396|181#]
これが噂の奈落。
舞台の真下に回り舞台・・・大道具の船の枠、鐘、柳の木など発見~



[#IMAGE|a0089450_0501125.jpg|201009/24/50/|left|200|150#]
← 舞台美術を作ります。
御園座の舞台装置はすべて自前で、
他の劇場で使った物なども、すべてサイズなど作り変えるそうです。

[#IMAGE|a0089450_0504730.jpg|201009/24/50/|left|200|150#]花道の出口から、舞台を見るとこんな風~
花道の出入口ののれんは、揚幕
その奥の、役者さんが花道に出るのを待つ場所を鳥屋口=とやぐち と聞きました。
そして、花道にあるせり上がりは、すっぽん
狐とか妖怪などが上がってくる所です。

[#IMAGE|a0089450_0513578.jpg|201009/24/50/|left|200|150#][#IMAGE|a0089450_0515496.jpg|201009/24/50/|left|200|150#](左)照明室では実際に舞台にライトを当てさせて頂きました。
(右)音響とミキサー室。
舞台の様子を見ながら、音合わせ。
テレフォンガイドの絶妙なタイミングも舞台と息を合わせて・・・の絶妙な操作あればこそ、でした。



1時間半程のこのツアー、とても貴重で楽しく有意義だったのですが・・・ちょっと疲れました。
そうそう・・・面白い話も聞きました。
ある方からの質問に、答えて下さったのですが・・・ ”ひばり御殿 in 御園座” 。
かつて、あの美空美ひばりさんのための長期滞在用の部屋が、御園座の持ちビル=御園座のあるビル・・・の、とあるフロアーに存在したそうです。
ひばりさんは、ご自分専用の箪笥を運びこんで、生活のすべてをそこでされたとか・・・

そんな説明を聞いているうちに、私は父の事を思い出していました。
御園座は、火事で焼けてしまった事がありました。多分・・・昭和35年位かと思いますが、それを復興・新築したのが大手の建築会社に勤務していた父でした。

今日色々廻らせて頂いた御園座は、その後また新しく作られた物でもう父とは何も繋がりはありませんが、何か懐かしく大好きだった父の事を思い出しました。
いろんな意味で、今日は楽しかったです。

次は、顔見世初日の観劇です。楽しみ♪






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2010.05.19.Wed
5月花形歌舞伎 / 100%回復
歌舞伎
名古屋御園座での5月花形歌舞伎(5月5日・水~28日・金)の評判が上々な様子です。
昼の部を観た人は夜の部を、夜の部を観た人からは昼の部を、改めて観たいと聞きます。

私も、夜の部を観ています。
5月8日の体調の良くない時で、キャンセルも考えましたがチケットを友人にお願いしたままで、代金も支払っていません。
精算の為もあって、思い切って出かけました。
こんな時の和服は気分をシャッキリ、引き締めてくれます。


 <夜の部>
  一、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
  二、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり) 市川亀治郎六変化相勤め申し候

  主な出演者
  中村翫雀・市川亀治郎・片岡愛之助・市川段四郎
  市川門之助・坂東竹三郎・市川男女蔵・中村亀鶴・中村種太郎二、上村吉弥・澤村宗之助・坂東薪車 


初めての亀次郎でしたが、素晴らしい!
四代目市川段四郎の長男として東京に生まれ、
伯父に三代目市川猿之助、その長男で俳優の香川照之は従兄弟、
という血筋はさすがと思わせます。

蜘蛛絲梓弦、での早変りの見事さ・・・見惚れました。楽しい舞台でした。
この人は、TVドラマや映画でも活躍していて、そちらのファンも多いそうですが舞台での踊り・所作・科白のどれも見応え充分。

若々しい愛之助も、これからが楽しみ。
大切に見守って、ずっと応援したいお二人でした。
思い切って出かけて良かった・・・昼の部、私も観たくなって来ましたが残念ながら予定がいっぱい^^


そして・・・
ほとんど週1で出会う仲間から、”今日はすっきりしたね~”と言って貰えました。
確かに、自覚があります。
ようやく、100%回復したようです。

先週は、目も腫れてぼんやり・・・顔にむくみもあって・・・更には行動もたらたら・・・だった様子。
今日は、全然違うネって。
有難い仲間って、改めて感謝!です。
正直で本当のことを教えて頂けるのは、なかなかないことです。
これまでの2週間余り、無理を承知で約束を守ろうと、わが身を奮い立たせていたのですが、もう大丈夫そう・・・

皆様にもご心配頂きました。ありがとうございました。


参考までに・・・
亀次郎ホームページ
片岡愛之助公式サイトは、こちらです。


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2009.10.18.Sun
吉例・顔見世
歌舞伎


を、楽しんできました。

       出し物は≪通し狂言仮名手本忠臣蔵


夜の部で、
5段目、6段目、7段目と最後の11段目を観たのですが、面白くて堪能しました。
昼の部も見たくなってしまいました。


仮名手本忠臣蔵は、実際にあった元禄赤穂事件が基になっていますが、登場人物の名前が変えられています。
例えば・・・
 ・吉良 上野介 →高 師直(こうの もろのう)
 ・浅野 内匠守 →塩治 判官(えんや はんがん)
 ・大石 蔵之助 →大星 由良之助(おおぼし ゆらのすけ)
 ・大石 力 →大星 力弥(おおぼし りきや)     など。

主な出演者は、
市川團十郎・片岡仁左衛門・片岡我當・市川左團次・片岡秀太郎
中村福助・中村橋之助・坂東彌十郎・片岡進之介・片岡孝太郎・片岡愛之助 ほか
[#IMAGE|a0089450_08158.jpg|200910/19/50/|mid|400|203#]

由良之助が遊蕩を続けるあまりにも有名な祇園のお茶屋【一力】での場面・・・「七段目」。
團十郎の由良之助が、敵ばかりか味方をも欺く風流人の柔らかさと色気、ありますね~

そして、足軽・平右衛門の橋之助が素晴らしい!
リズミカルな動きとはっきりした科白で、軽輩ながら主君への忠義を尽くそうとする熱意がわかります。

お軽の福助も、遊女の艶やかさにまさか?女は変わる??って・・・
兄の足軽・平右衛門を演ずる橋之助とお軽の福助は実際にも兄弟です。不思議ですが違和感はありません。
とても良かったです。

展覧会や歌舞伎を観るときはイヤホンガイドを借ります。
とてもわかりやすい説明が有難いのですが、ちょっとしたおまけの知識を仕入れる事も出来ます。
今日も・・・忠臣蔵にまつわる川柳を聞いたのですが・・・忘れてしまって、残念です。

一つだけ、思い出しました。
          笛の音にちりぬるいろは寄ってくる

討ち入りの際の四十七士は、一字ずつ仮名の札を着けていたそうで・・・それが、四十七士の由来とか。
吉良 上野介、ここでは高 師直(こうの もろのう)を発見した時の笛の合図に、散っていた仲間集まって来る、ということです。





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2009.09.14.Mon
花吹雪、平成中村座
歌舞伎
名古屋城内二之丸広場に建てられた芝居小屋=「平成中村座」、昼の部公演に行きました。
総席数 832  お大尽席4席もあります。
席料は、松席 ・竹席 ・梅席 ・桜席 が、15000円~11000円、お大尽席 36,000円(税込)

小屋の中には赤い提灯が華やかにつるされ、天井には「中村座」と書かれた大提灯・・・江戸時代の中村座そのものの再現だそうです。
写真撮影禁止とのことで、とても残念です。

今では座席での飲食禁止(歌舞伎座はOKでしたが・・・)が多くなりましたが、かつては、飲み食いしながら見るほど庶民の娯楽で気軽なものだった歌舞伎。
幕間には、お弁当やおつまみ、筋書きなど売り子さんが声を張り上げていたなぁ~~と、今日もそんな光景が懐かしく思い出されました。

昼の部の出し物は≪法界坊≫、中村勘三郎と串田和美のコラボレーション版です。

いやはや~~~もう、面白い!小さな小屋で座席も狭めですが、演者と観客が間近かな親しみやすい雰囲気・・・笑って笑ってリラックス。


中村橋之助、勘太郎、七之助に、笹野高史がまことに芸達者で楽しませてもらいました。
客席のあちらこちらから、登場する出演者・・・・サービス精神旺盛!
役者さん達の体の柔らかさ、凄いです。
また、当意即妙なアドリブ・・・これにも舌をまきました。

そして・・・勘三郎は踊りも素晴らしい~~お馴染みの”かっぽれ”の軽やかで確かな余裕ある動きも絶妙ですが、幕間を挟んでの正統派の踊りが実に良かったです。
歌舞伎役者は踊ってなんぼ・・・納得です!。


そして・・・わぁ~っと、どよめいたのが終盤。
舞台奥、正面の壁がさっと開いて、二の丸庭園とお城の建物の一部・・・借景がそのまま舞台装置になっています。
舞台では鬼が踊り狂い、花吹雪が美しく舞い落ちる豪華な演出にスタンディングオベーション!
カーテンコールが、三回もあって大満足。本当に楽しかった~~

そうそう・・・ ↑ の、白抜きの紋様が、中村座の定紋「角切銀杏(すみきりいちょう)」です。
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2009.04.19.Sun
陽春花形歌舞伎・・・堪能、海老様!
歌舞伎
             陽春花形歌舞伎
                  通し狂言雷神不動北山櫻
                              市川海老蔵五役相勤め申し候

御園座で観てきました。
去年からの約束でもあり、どうしても見たかった出しもの。

こんな楽しい歌舞伎は、初めてです。
とにかく、面白く華やかです。
成田屋:市川海老蔵の姿・声、そして見栄の美しく頼もしい事~(*^ー^)/▼☆▼ヽ(^ー^*) ♪

歌舞伎十八番『毛抜』『鳴神』『不動』はこの『雷神不動北山櫻』の一幕で、二代目市川團十郎が粂寺弾正、鳴神上人、不動明王の三役を勤めた事があります。
今回は、市川海老蔵が粂寺弾正、鳴神上人、不動明王の三役に加え、早雲王子、安倍清行の合計五役を勤めます。
と、言いながら実際には”市川海老蔵”も演じての6役^^

以下は、御園座のデータベースから・・・
時は平安時代のはじめ、
朝廷の人々に裏切られたことを恨みに思う高僧・鳴神上人は、自らの行法で京都北山の滝壺に龍神を封じ込めてしまいます。
そのために日照りが続くので、朝廷の人々が頭を悩ますところ……。

天下を掌握しようとするという悪人たちや、これを防ごうとする善人たちと善悪入り乱れて、さまざまな人物が縦横無尽に活躍する勧善懲悪の物語が装いも新たに甦ります。歌舞伎十八番ならではの荒事の魅力をはじめ話題満載の『雷神不動北山櫻』をご期待ください。


幕明きと共に、海老蔵の口上と、入り組んだ物語のあらすじを聞きます。
その中で・・・陽成天皇(第57代天皇)の出生、実は女の皇女だったものを鳴神上人が男の皇子に変えたという事が巻き起こす争いごと・・・と聞きました。
実際には、陽成天皇は男の皇子と思われますが、何故それが??ですが・・・

それにしても、この体力の要る6役の昼夜興業、若さがあるとは言っても大変でしょう~~



御園座名物の最中アイスクリームです。
会場でも食べられますが、長蛇の列!

予約をしておくとお土産に出来ます。
美味しいですよぉ~~・・・5個、1700円ですが・・・
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2007.12.23.Sun
十二月大歌舞伎
歌舞伎
東京:歌舞伎座へ行きました。
≪十二月大歌舞伎≫見物ですがクリスマスイルミネーションも見たいので前泊。
ついでに(失礼"^_^")、父の墓参も出来ました。

とりあえずは六本木ヒルズ 六緑 でクリスマスディナー。
先付・お椀・お造り・焼物・煮物など、盛り付けは工夫を凝らしたクリスマスのイメージで、勿論味も上々です。
それでも、あぁ~ここまでで私の胃袋は満杯で、次のお寿司が食べられません。
本鮪の大トロ/漬け/きんき/さより/赤貝/うに/蟹/白海老などは本当は全部大好物なのに・・・残念(T_T)/~~~(;_:)悔しぃ~~~


自称、雨おんなのきよみさんと一緒なので(?)そぼふる雨・あめ。
歌舞伎見物は準・晴れ着をとの気負いも捨てて、濡れても構わない身なりとはいっても和服連れ。
イルミネーションは、タクシーの窓ごしで我慢です。



歌舞伎は、文句なし。素晴らしかったです。
なにせ、大好きな勘三郎・勘太郎・七之介親子、橋之助、玉三郎、海老蔵、福助、三津五郎に獅童などが出演します。

中でも最も印象が深かったのは、海老蔵の美しさ!
衣装も素晴らしいのですが、その凛々しく涼やかな美しさに見惚れてしまいました。
美しい上臈の玉三郎と能の形式美をとり入れた、華やかな舞踊劇を堪能しました。

勘三郎の〔水天宮利生深川〕では、ほろり涙が・・・あちらこちらですすり泣きも・・・
盲目の子供役:鶴松が気になる存在でした。

そうそう、仕入れたばかりの知識ですが、壮絶な覚悟の美学です。

討ち死に覚悟の鎧(よろい)装束の武士は、
鎧の紐を短く切り、甲(かぶと)には香を利かせておくそうです。
紐を切るのは、もう脱がない=脱いだら再び着る事が出来ないから。
香は、打たれたれた首が悪臭を放つのを避けるためだそうです。

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