こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
ドラマ『半落ち』
土曜ワイド劇場で『半落ち』(原作:横山秀夫)を見ました。

素晴らしいドラマで、涙が出てしまいました。

出演 : 渡瀬恒彦/椎名桔平/高島政伸/渡辺いっけい/橋爪 功/風吹ジュン など 

題名の『半落ち』は、警察用語で「一部自供」と言う意味。
アルツハイマーの妻を殺した元刑事・梶が自首するまでの謎の“空白の2日間”を解明するミステリー。
警察・検事・新聞記者・・・など異なる立場での見方は興味深いところでした。
ただ、一口に<警察>とくくれない内部の抗争については、どうにも理解できません。


これは、直木賞にノミネートされたものですが、選考委員の林真理子さんの発言=「受刑者である主人公の骨髄移植が,現実には許可されない」=で物議をかもした物です。

かつて幼い息子を白血病で亡くし、骨髄バンクにドナー登録をした梶(犯人の元刑事)は過去に、骨髄移植で若者の命を救っていました。
骨髄を提供できるのは50歳までで、梶は今49歳。自殺を思いとどまったのは、受刑者として51歳の誕生日まで生きようと空白の2日間に決めた梶だったのですが、服役中の犯罪者は、骨髄提供者なれるかどうか?が問題になったのです。

骨髄バンク側は小説の設定に沿ってどう判断するかの結果、「適合者が一人しかいない場合、法務省に協力を要請する」と明るい姿勢を見せてくれました。

それはそれとして、だからと言ってこの小説を否定することには賛成できません。
なぜなら、梶は自分が骨髄提供者として人を救ったことも内緒にしたい。そして、出来るならもう1人救いたいと願望している気持ちからの『半落ち』だったから・・・
実際の法的な問題は無関係です。

原作は読んだのですが、実はうろ覚え。
こんなに感動的だったかなぁ、と本棚を探しても見つかりません。文庫でも買ってみます。
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