
横山秀夫 : 著
文藝春秋 : 発行
昭和64年(1989年)。思い起こせば、わずか6日で終わった昭和64年。
翌1月7日からは平成となる直前の、1月5日に起こった「翔子ちゃん誘拐殺人事件」・・・
近所の親戚の家にお年玉をもらいに行ったまま、翔子ちゃんは誘拐・殺害された。
身代金を奪って逃走した犯人はまだ逮捕できていない。
D県警史上、最悪の事件の解決を誓う刑事たちは、事件を「ロクヨン」の符牒で呼ぶ。
自殺を考えたこともあった、うつ状態だったと、ご本人の言葉をラジオ深夜便で聞きました。
何故か、小説が突然書けなくなっていた・・・とも。
七年ぶりの横山秀夫作品は、647ページ と手に重い 。
「翔子ちゃん誘拐殺人事件」発生から14年が過ぎて、時効まで1年。
時が風化させてしまいつつあるような、ある日突然、警察庁長官が視察に来るという・・・
不可解な本庁の真意を巡って、元刑事の警務部所属の広報官、三上は不審を抱く。
組織の中で対立するキャリアとノンキャリア、マスコミと警察広報、刑事部と警務部、これらの対立する組織人間の調整・折衝のやりとりが大変そうだなぁ~と半分は他人ごとでした。
脳みその少ないこすずめには難しくてちょっと面倒。
確かに面白かったですが、気になることも少しあります。
◇ 本当にこの長さが必要だった?
主人公:三上の家庭の風景や心情はここまで書くと少しくどいし、煩わしいかも。
◇「D県警」は、シリーズになっているようですが、匿名嫌いのこすずめには不快です。
架空の県名で書いて欲しかったな。

――― グルーミングで少しだけふわふわになったぱせり。お父ぉさん・・・抱っこから逃げたい―――
ところで、この誘拐事件にはモデルがあるようです。
1987年9月14日、群馬県で発生した
萩原功明ちゃん誘拐殺人事件で、2002年に時効になっているようです。
未解決事件は、その原因や結果のすべてが関係者には未消化なまま残ります。
時効を迎えたから終わりではない・・・「64」は、そこを見事にえぐり出した小説だと思いました。
被害者の家族の警察に対する失望感には時効はないでしょう。
かねてから感じるのですが、
作家*小説*は、
荒幽々子と あらゆることを受け止め、心の中でじっくり育てることの出来る、豊かな想像力が必須なんだなと。
ただ、結末部分はちょっとわかり難展開です。
電話の声だけで犯人を断定する。。。これは、あまりに説得力不足ではないかしら?
そして・・・気になることがまだあります。
主人公の妻はどうなる?家出したの娘あゆみはどうなった?などなど・・・
昨日は・・・
定期検診でした。

あれっ?・・・わぁ~~・・・【ほ】の字があれれ。参ったわ。
9時の予約に、駐車場のこともあって7時40分に家を出ました。
さすが、朝一・・・九時半には診察終了。
今のままの暮らしで問題はないと言われて、やれやれ ほっ!
昨日から夫は家を空けています。
午後にはメッシュワークのお稽古ですが、
そうだ!、デパートの<北海道展>に寄り道して帰ろうかと。ルンルン。
あ!
オゥ!\(◎∠◎)/マイガーッ!!
<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!!
ガスの火を消し忘れてました。
夫は留守。鍵は車のキィと一緒にここにあるし。
ううう・・・(つ´゚Д゚`;どーしよ・・・
ooどぅ-il||li(・´ω`・。)il||li-しょぉoo
とにかく一刻も早く家まで帰るしかないですね。
急がなくっちゃと、慌てる気持ちは別の意味で危険すぎます。
慌てない・落ち着いて。。。
もし、お鍋から火が出ていたらどうするんだっけ?
タオルに水を含ませて掛けるのはいけないんだっけ?
マヨネーズが良いって聞いたような・・・う~~ん、どうしよう。。。
――― これについては、続きを読む ↓ ―――

ドアを開けると、わぁ~~なんだかいい香りがします。
香ばしいお豆の香りです。
助かりました。間に合いました。アナ嬉し♪

火にかけていたのは、先日ブロ友さんから頂いた<黒豆>
たっぷりの水と、極弱火で煮ていたものです。
およそ2時間半経っていましたが、 炒り煎り 豆に近い状態でした。
それを、20分ほどフライパンで炒って・・・美味しくなりました。
『瓢箪から駒』なんてのんびり言っては申し訳ないのですが、
『転んでもただ起きない』運に味方されたこすずめでした。
そして、今日、

幸いなことに半分残しておいた、黒豆、ちゃんと煮上げました。
本当に、命の縮む思いをしました。
思い切って、自動消火装置のあるレンジに変えた方が良い?と考えています。
キッチンのレンジを変えるとなると、きっと大工事。
費用も半端ではすみませんし、頭が痛いところです。
ところで、
小火の消火についてですが、
◇ 初期消火の限界は、一般的に天井に火がとどくまで。
わずか1~2分の間ですが、この間に火災を食い止めることができます。
初期消火ができないと判断したら、無理をしないですぐに119番通報と避難をする。
◇ 真っ先に行なう、一番大事な初期消火作業は、「コンロの火を消す」「鍋のふたをする」「ガスの元栓(コンロではない)を締める。」
◇ 油が原因の火災の場合は、水は駄目ですが、油火災以外の水は有効。
◇ 酸素の遮断のために布をかぶせるのは危険
◇ 天ぷら油火災の消火方法
1.濡れタオルをかぶせる
タオルは水に浸して固く絞ったもので鍋より大きいものを使用。
ただし、固く絞りすぎるとタオルに引火する可能性がある、ゆるく絞って水滴が出るようだとはねる。
タオルの上から、水を少しずつ(この量が難しい)たらすのも良い。
タオルの大きさは鍋全体がかぶるくらいでないと火は消えない。
また、すぐに外すと再度発火します。
2.蓋をする、ちょうど良い蓋でないと意味がない。
◇ 「マヨネーズを容器ごと投げ入れる」と「野菜類を投げ込む」方法は、良い場合と返って悪い場合がある。
とにかく、一番良いのは家庭用の粉末消火器を見えるところに置いておく。
そして、慌てない。です。
でも、慌てますよね~普通は。