こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
桜ほうさら
春の嵐の予報・・・思ったより静かでした。
名古屋は<春一番>との事・・・あらぁ~~先日も宣言があった気がしますが、気のせいでしょうか?

それにしても、今日の花粉症は最悪でして、
外出予定、とうとう断念!残念!

味覚も変になっていまして、料理を作るのも食べるのも気が乗りません。
車をなくした暮らし(実際は代車がありますが、使わないことにしています)・・・不便です。





少し前に読了、
集中力もないまま、感想がまとめられないでいた本です。


桜ほうさら

宮部みゆき : 著
PHP研究所 : 発行

宮部みゆきの時代小説、大好きです。

春に合わせた意匠で、手に取るだけでほっこりします。
カバーを開くと、表紙は一面にピンク地に白の小桜もよう。

扉:標題面には、さくらとスズメ。片側は、無地で葡萄色(かな?)。
本文・・・天に近い所は、桜の花びらが舞い降りる風情の柄付き。
ところどころに、挿絵ページもありました。




桜ほうさら集合




     主人公は、上総国搗根藩で小納戸役を務める古橋家の次男坊・笙之介。
       御家騒動に巻き込まれ、冤罪で、切腹した父の汚名を雪ごうと江戸へ出てきた。
     江戸深川の長屋で、その原因となった偽文書作りをした人物を探す笙之介。
       その周囲で、次々と不思議なな事件が起こって・・・
     謎解きに彩りを添えるのが謎の美少女「桜の精」、和香。
       おとなびて冷静な、和香とおっとりした笙之介の何気ない場面や会話が、微笑ましい。





ところで、題の『桜ほうさら』の意味ですが、

ささらほうさら 焼津市
「しょんないねーこの子は。ささらほうさらで片付けようんないやぁ。」は、
「しょうがないねー、この子は。ちらけっぱなしで片付けようがないよ。」で、


「ささらほうさらだねえ」とは、「酷いめにあいましたねえ」ということで、
<散々の目にあうこと・物事の結果が散々な状態>で、めちゃくちゃ・悪いことが重なる状態甲州や信州などで使われる方言のようです。


「桜ほうさら」とは、この「ささらほうさら」に物語を彩る桜を絡めたのでしょうが、素敵な題です。

 
宮部さんの時代物は、言葉の使い方が素敵で、憧れます。
リズミカルに、要領よく柔らかで美しい言葉が流れるように書かれています。
改めて、日本語の魅力にはまります。

読みながら、主人公が安部寛さんに重なって困りました。
他の方も、いろいろ浮かんでは消え・・・ドラマになるかしら?

本文中の挿絵、可愛すぎて幼くなりすぎている気がしました。




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