こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
奇跡の人 / 異邦人(いりびと)/ 神の値段 / 騙し絵の牙
奇跡の人 原田マハ:著 双葉社:発行
  
  2歳の時の熱病で、≪盲目で耳が聞こえず、口もきけない≫状態になった6歳の少女:介良(けら) れん
  岩倉使節団の留学生として渡米、9歳から22歳までアメリカで教育を受けた:去場 安(さりば あん)
  安が、伊藤博文の意を受けて・・・れんの教育をひきうける。
  明治20年の青森県弘前市を主な舞台にした小説です。

  あの、有名なヘレンケラーとアン・サリバン先生の物語@日本版でした。
     (主人公の名前、けら・れんと さりば・あんって、そのままよね)
  が、原田マハさんのペースにはまりっぱなし。
  少し、端折り方が気になる部分もあるのですが、良かったデス。
  さくさく、4時間で一気読み。





異邦人(いりびと) 原田マハ:著 PHP出版:発行

  銀座の老舗画廊「たかむら画廊」の篁一樹の妻、菜穂は妊娠初期。
  2011年3月の福島の原発事故による放射能を逃れて、京都に暮らしていた。
  個人美術館「有吉美術館」の副館長でもある菜緒の、美術を見る目は非常に鋭くすぐれていた。

  その菜緒が門前町の画廊で、無名画家の日本画の小品に惹かれた。
  やがて出会ったその作家は、無名の声を失っている謎に包まれた美貌の女性画家。

  絵画のプロ(キュレーター)でもある著者の言葉による、その画家の画に出会ってみたいと思いました。
  パウルクレーの絵の一番いい部分を集約して日本画のに翻訳したような抽象的な青葉の絵。
  モネの睡蓮を超える彼女の日本画の手による睡蓮の屏風絵!
      (どんな絵だろう?想像が出来ないけれど、見てみたい)

  美しい女性画家の謎も、なるほど。
  大好きな京都を舞台に、実際のお店や光景を背景にかかれたこの小説、好きだわぁ~
  映像化するとしたら…と、キャスティングも楽しませてもらいました。

  題名の異邦人は、いりびとと読ませますが、
  京都では元からそこに住む「地の人」に対し、他所から来た人を「入り人」と呼ぶらしい。





神の値段 一色さゆり:著 宝島社:発行
 
 2016年『このミステリーがすごい!』受賞作品。
  ↑に続いて美術もの、でした。画廊と画家をめぐるあれこれ、かなりよくわかった気が…
  帯から
   人前に一切姿を見せない世界的な現代画家・川田無名。唯一、その正体を知るギャラリー経営者・唯子が何者かに  殺された――。

  ただ、正直な気持ちを書けば、素人っぽさが少し残念。






騙し絵の牙 塩田武士 :著 KADOKAWA:発行
 
 「当て書き」小説だそう…。そして、帯のキャッチには<最後は“大泉洋”に騙される>
  「当て書き」とは、演劇や映画などでその役を演じる俳優をあらかじめ決めてから、脚本を書くことだそうで、
   この本は、大泉洋を「当て書き」して執筆された小説。ふぅ~~む。

  読みにくい導入部分を過ぎると、だんだん面白くなってこれも一気読み。

  速水は大手出版社の雑誌編集長。紙の本離れに苦しむ厳しい業界で、次々難題に出会う。
  主人公:速水が、大泉洋さん?
  ユーモラスな機転の利く会話はそうかも知れませんが、時どき違うような。。。

騙し絵3

  気がついたら、表紙も騙し絵(笑)


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