こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
 極上の孤独 / 時の渚 
極上の孤独
下重暁子:著  幻冬舎:発行

3月に発売以来大人気、図書館に申し込んで4カ月弱待ちました。
正直なことを書いてしまいますと・・・
心地よい本ではありませんでした。

下重暁子さんだからでしょ、っと、ざらついた気持ちです。

まわりに自分を合わせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実している。
成熟した人間だけが到達できる境地でもある。
「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」
「孤独を味わえるのは選ばれし人」
「孤独を知らない人に品はない」
「素敵な人はみな孤独」等々、一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。

は、表紙裏からの抜粋です。


美・知・財に恵まれ、華やかな環境に棲む高名な下重さんは、
家事一切を任せられるパートナーとは卒婚という結婚生活を、過ごされてもいます。

人に好かれたいと媚び、おもねるのは美しくない。
自己主張で自分を前面に出し過ぎない、「引いている」ことに品が生まれる。
それは、孤独から得られる。
人間の隠すことができない品は、「引く」ことによって生まれる美しさだと言われます。

さらに、ご自身は、子供時代の病弱さから自然に「引く」ことを覚え、知ったとも。

「孤独が好きな私って素敵。すごいでしょ。」と自慢ですか?って・・・私。
この本を書かれること自体、かなりの自己主張では?の疑問も感じました。



家族も、親友も、仕事仲間もいない、そんな独りぼっちの孤立状態を『孤独』ととらえる私。
『孤独』のとらえ方が、私とは折り合いがつかないのかもしれない。


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  笹本稜平:著 文芸春秋社:発行
第18回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞 作品。

この著者の初めての作品らしいですが、
非常に良かった。満足しました。スケールの大きい山の話も好きですが、これも良いな。

担当編集者の紹介、引き写しです。
    第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞した笹本さんの『時の渚』がいよいよ刊行です。元刑事で現在は私立探偵の主人公が、死期迫った老人から、「昔生き別れになった息子を探してくれ」と、依頼を受けるところから物語は始まります。いわゆる「人探し」の筋立てですが、謎が謎を呼び、読むものを最後まで引きつける緻密な構成力と人物描写はさすが受賞作!と納得させる出来映えです。久々の実力派新人の登場です。(TK)
人探しと殺人事件、そして主人公の過去が複雑に絡み合うストーリー。




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