こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
草の花ー俳風三麗花 / more・・・巨峰

三田  完 : 著 
文芸春秋 : 発行

友人から借りた本ですが、品の良い文体と内容が素敵でした。

「BOOK」データベースによりますと・・・・・・・・
満洲国皇帝の御前で句会が開かれた!?新進の科学者と結婚するも流産し、失意の日々を送るちゑ。女子医専を卒業し大連の病院へ赴任する壽子。六代目尾上菊五郎の妾となった浅草芸者の松太郎。三人の人生が満州国皇帝・溥儀、川島芳子、甘粕正彦、永井荷風らと交錯する。戦争という激流のなかを、凛々しく生きる三人の女たち。

『俳風三麗花』(2007年)の続編だそうで、
昭和7年夏、暮愁庵句会で出会った阿藤ちゑ、池内壽子、そして浅草芸者の松太郎が、少し成長した昭和10年からの物語。

三人の美しい女性たち:三麗花には、モデルがあって、
しとやかな阿藤)ちゑには、父方の祖母、長谷川かな女。
   ちゑと同じく東京日本橋に生まれ育ち、後年、高浜虚子に師事して俳句の道に入ったひと。
浅草藝者:松太郎のモデルは、祖母の俳句仲間だった寺田まつ子さん。
   かつて赤坂のお座敷に出ていたという彼女は、還暦を過ぎても姿勢が良く、子供心にも艶めいた空気を感じた。
   ちなみに、かつて俳句と花柳界の関わりは深く、虚子は新橋藝妓連の宗匠をつとめていた。
医師を志す池内壽子(ひさこ)は、母方の祖母:澤本頼子。
  福井県の片田舎の出身で、明治の末に東京女子医専(現在の東京女子医大)を卒業し、杉並で医院を開業した。
  若い日の写真を見ると、なんとも玲瓏(れいろう)な印象の女性である。
                                       と、作者は <自著を語る >で、語っています。

日本の傀儡(かいらい)政権として、わずか13年で消えた満州国はとても美しい文明の街だったようです。
その、大連を舞台に、
川島芳子・甘粕正彦・李香蘭(りこうらん)・六代目尾上菊五郎・永井荷風・高浜虚子など知っている名前がが登場して、どこまでが本当?とわからなくなる展開が面白いですし、

句会での俳句が、どれも素晴らしい^^
句会に馴染みのないこすずめですが、新しい世界を知ったような嬉しさもあります。
そして、参加者の個性が見られるそれぞれの投句が、何とも素敵です。

作者は俳句の心得がお有りのようですが、こんなに趣の違う句を詠まれる・・・それだけでも魅力的。
この方の本、少し読んでみたいと思っています。


今日の美味しい~~は・・・ 巨峰を頂きました。
後ろの明るい色の物は、昨日別の方から頂いたデラウェア・・・これも、甘くておいしい♪
★☆★で、去年初めて出会った庭師さんが、丹精込めて作られた非売品。

  「種なしに挑戦したら、失敗して・・・・
    小粒になってしまった~~大きい粒のは、種ありです」って。

本当に、美味しいのです。
感謝!です。



関連記事
  1. Edit
  2. Permalink
  3. トラックバック:0
  4. コメント:0
この記事のコメント
コメントの投稿









:

トラックバック
トラックバックURL
http://kosuzume3.blog109.fc2.com/tb.php/1510-5e9e59c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)