こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
我、言挙げす
≪我、言挙げす 髪結い伊三次捕物余話が、正式な題名。シリーズ第八弾 ということです。

我、言挙げずr
宇江佐 真理 : 著
文 藝 春 秋 : 出版

とりあえず何でも読んでみるこすずめ・・・自分で買いたい本の前に、
お借りしたり、夫が買ってきたものを読みます。

まずは、来週末に会う予定の友人から借りた4冊の中の3冊目。

<粉雪><委細かまわず><明烏(あけがらす)><黒い振袖 ><雨後の月 >
そして<我、言挙げす> の六話、どれもが魅力的な題名です。


時は、義賊:鼠小僧字次郎吉が活動を始める少し前の、江戸中期。

町奉行の髪を結いながら、北町奉行に小者=手先とし司えているのが、廻りと呼ばれる店を構えない髪結い伊三次。
その女房のお文は、不安定な家計を守るために芸者をしていて・・・
とにかく、
いきなりの8話目とあって、人物と環境設定が全く判りません。
ハテナ?・ムムム??の中をまぁ~いいかと。

このところ、江戸物を読む機会が多く江戸ことばに魅了されます。
リズミカルで優しい、いたわり深い心根のあふれる言葉って、しみじみ感慨深い。
おまえさん…と、呼びかけて続ける言葉の暖かさや柔らかさにほっこり^^

表題の【我、言挙げす】、初めて知った言葉ですが、
古事記に由来するもので、
倭健命(ヤマトタケルノミコト)が山の神退治に出かけた折のこと・・・
出くわした白い猪を神の使者と思った倭健命(ヤマトタケルノミコト)が、
『帰り道でお前を殺してやる』と猪に言ったことが、我が国最古の言挙げと言われているらしい。

自分の意志をはっきり言うことが言挙げ、ですが
            倭健命がいた時代は控えるべきことであり、
            我が国は言挙げせぬ国であったと、 作者は文庫のためのあとがきで書いています。

言葉は言霊=ことだま=であり、迂闊な言葉は災いろ招くと考えられていたとも。


事実を暴くというのは、一見正しい事のようにも思えるが、そうではないこともある。(252頁)

本当にそうですね~
確かに、言葉は大切です。






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この記事のコメント
自分で買いたい本の前に・・・
わかる わかる
私もそうですよ
身近に読みたい本は必ず確保しておくタイプではないですか?

実は私 宇江佐真理 大好きなんですよ
でもね あんまり読まないんです
すごく好きな作家だから 読まないでとっておくんです
落ち込んだ時とかに読むために
読みたい本が確保されてるって すごく安心しますよ
  1. 2012/01/15(Sun) 10:23:34
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  3. サボテン #
  4. [ 編集]
僕は歴史小説好きなのですが
女性が書いた本は読んだことが無いんです(^^;
目線が新鮮に感じられて面白いかもしれませんね。

「白河の 清き流れに 住みかねて もとの田沼の にごり恋しき」

田沼意次と松平定信の事を思い出しました(^^)
  1. 2012/01/15(Sun) 13:23:15
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  3. ふとん屋@五代目 #
  4. [ 編集]
歴史は、苦手ですが。。。
此の数年NHKの大河ドラマなので
何となく興味を持って見る様になりました
事実を暴くというのは、一見正しい事のようにも思えるが、そうではないこともある
私もそう思います。
機会が有れば、読んでみたいです。
  1. 2012/01/15(Sun) 16:10:06
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  3. pckago #
  4. [ 編集]
サボテン さん
宇江佐真理さんの本、実は2冊目です。
かなり前(ブログを始める前)にやはり同じ人から借りて読んだのですが、どうしても題名が思い出せません。これをお返しする時に、聞いてみます。

読みたい本・・・私、すぐに読みたくてうずうずです。
いつも何か読みたい本には囲まれています。
その辺りは同じ思いでしょうね。
  1. 2012/01/15(Sun) 16:31:22
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  3. こすずめ #
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ふとん屋@五代目 さん
こういったお話は大好きですが、歴史はもっとも苦手なんです。
世の流れ、今も昔もわからないままなんです。

この狂歌(ですよね)
白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき
と、覚えていますが間違って覚えたのでしょうか?
  1. 2012/01/15(Sun) 16:39:59
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
pckago さん
歴史、全く駄目なんです。名前はこんがらがるし、年号は覚えられないし~トホホです。
大河ドラマでよくわかると言われますが、実はそれもあまり見ません・・・

去年、本当の事だから・・・と手痛いお言葉を周囲に振りかざすお方に出会いました。
皆さん何でもない振りでやり過ごされましたが、言葉は大切だと思いました。
  1. 2012/01/15(Sun) 16:45:47
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
初めまして~
今日初めてお邪魔したサボテンさんの所から
早くも飛んできました。
私も本は大好きです!
が・・この頃ズボッと嵌って読んでるのが
佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズです!
この長いシリーズもの
気楽に読めてグッドですよ~。
文中に出てくる江戸の町を古地図片手に
徘徊したくなります。

またお邪魔させてくださいね
  1. 2012/01/21(Sat) 21:44:22
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  3. shino #
  4. [ 編集]
shino さん
おいで下さって嬉しいです。
ほんのお好きな方とお友達になりたく思っていました。

最近、江戸物を読む機会が増えています。著切りしながら、心のの暖かい会話や、簡潔でりずものある言葉や言い回しに個々と良さを感じています。

「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズ・・・新分校奥でしか知らないのですが、是非読んでみたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。
もしかして、お山さんですか?
  1. 2012/01/22(Sun) 10:29:23
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  3. こすずめ #
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