こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
天使のゲーム
天使のゲーム
カルロス・ルイス・サフォン : 著
         木村裕美 : 訳
     集 英 社 文庫 : 発行


「風の影」にも登場した場所と人たち、
’忘れられた本の墓場’’センペーレと息子書店’
などが出てきて、むㇺ?
なるほど、「忘れられた本の墓場」シリーズ四部作の物らしい。



この物語が終わったところから、
シリーズ一作目の『風の影』は始まっていますので、
この舞台は、1917年。場所はバルセロナ。

小説家志望のダビット・マルティンが、仕事先の新聞に短編を書くことができたのは
ある有力人物の推挙で、その人物とは、バルセロナの富豪でもあるペドロ・ビダル。

小説の人気とともに、新聞社内での嫉みや妬みに疲れ、新聞社を辞めてしまうマルティン。



ただ、その後の小説家としての道はなかなか険しい。
そこに・・・謎の男:アンドレアス・コレッリから奇妙な執筆依頼が届くようになって。。。

フランスの出版社の編集者と名乗るアンドレアス・コレッリは。
新しい宗教を作る本を書くための報酬として、札束10万フランを渡される。
           (この10万フランというのが法外な金額のようですが、どうにも実感がありません。)

気乗りがしないまま、本を書きはじめるコレッリですが、
これぞ小説!とばかりの、トラブルやハプニングに巻き込まれ、翻弄されます。

このあたりは、スリルもあって面白く、ひたすら先を急ぎました。


ただ、本音を言えば。。。
やっぱり翻訳ものは好みではありません。

文章が好きになれない。
わざとらしい大げさな修飾語が嫌いです。
やさしい、簡潔な言葉をさりげなく使った、情緒のある描写が好きなのです。



この本も上巻の半分過ぎまでは、サクサクとは読めませんでした。

内容的にも、続く3部・4部までの伏線もある様子で、やむを得ないかもしれませんが
今一つすっきり納得できない半端な感覚がのっこりました。

困ったときには、本の迷宮:『忘れられた本の墓場』の中に本を隠す、ということも
小説とはいえ遠い世界に感じて落ち着けませんでした。


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  4. コメント:10
この記事のコメント
ここのところほとんど毎日更新
凄い!
明朝はちょっと来られないので
今夜のうちにと覗いたら
コメント1番かな~

でも苦手な本の話しなので
スルーします

こすずめさ~ん
あまり綺麗にならなっちゃ(;`O´)oダメーーー!!
  1. 2013/01/08(Tue) 21:28:16
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  3. babatyama #
  4. [ 編集]
フランとなると、どの程度の額なのか、わたしにはさっぱりです。
その国の経済事情によっても金銭価値が変わってくると、ますますさっぱり。

それにしても「新しい宗教を作る本」て、すごい響きですね――

「これぞ小説!」というストーリー展開、どんなものだったのでしょう^^
こすずめさんがそうおっしゃるなら、さぞ面白かったのでしょうね~♪


>やさしい、簡潔な言葉をさりげなく使った、情緒のある描写が好きなのです。

こすずめさんのお好みが、とてもよく分かりました。
まさに、簡潔な言葉をさりげなく使って、かつ品のある表現だと思いました(⌒∇⌒)

わたしは翻訳ものが好きなためか、いつのまにか分かりにくい言い方になっていることが多いです。
よく「あれ?」と自ら思います(≧m≦)
簡潔で、効果的な文章が書けるよう、研究してみたいです☆
  1. 2013/01/09(Wed) 10:36:51
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  3. Yuki #
  4. [ 編集]
翻訳者の訳しにもよりますよね。
 私は翻訳物は登場人物を幾度も確認しながら、読まなければならず進みません。
 翻訳者にもよることが大きいと思います。
滑らかにすんなり胸におちないことよくあります。
  1. 2013/01/09(Wed) 11:23:55
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  3. スギママ #
  4. [ 編集]
babatyama さん
苦手な本の話ですのに、コメントありがとうございます。
優しさが、嬉しいです。

今日は、お出かけでしょうか?

>あまり綺麗にならなっちゃ(;`O´)oダメーーー!!
 ・・・私がどこまで頑張っても、綺麗とは縁遠いの~トホホです。ご心配なく。

  1. 2013/01/09(Wed) 19:30:37
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
Yuki さん
上巻の1/3くらいまでは、本当に読みづらく、苦行に近かったのですが、投げ出したくないと読み進んだら・・・
だんだん、面白くスリリングな展開に引き込まれてそれかは早かったです。

10万フランがどの位の大金なのか?調べてもわかりませんでした。
銀行に預金に行くと、支店長以下総出での特別扱いを受ける金額。ビックリされる金額・・・どの位なんでしょう。

ちなみに、この小説の舞台となった1971年は不明ですが、1980年のフランスフランは、1フラン=53.7円。

スイスフランはその倍より少し少な目と考えると、1000万円ぐらい?ですが、それでは誰も驚かないし・・・
10億位なら何とか銀行をびっくりさせられるかな?と思ったり。。。ちょっと知りたいです。
  1. 2013/01/09(Wed) 19:59:09
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
スギママ さん
>翻訳物は登場人物を幾度も確認しながら、読まなければならず進みません。
 ・・・私も同じです。
 何度も確認します。

 前にも言いましたが、日本語で書かれた名前や土地の名前は、目で見た固まりで頭に入るので、滑らかに読み進められます。

土地の感覚や人の名前を確認しながらは、リズムが乱れてしまいます。
この本の訳者は、読みやすく自然な言葉で訳されているとは思いました。
それでも・・・やはり日本の物が好きです。
  1. 2013/01/09(Wed) 20:09:07
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
題名だけ見ればわくわくする様な感じですが
宗教でどの様な展開がまるっきり想像出来ませんが
スッキリしましませんでしたか?
  1. 2013/01/09(Wed) 21:23:14
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  3. pckago #
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pckago  さん
そうですよね。
天使とかゲームとかのイメージは、甘くていい感じですよね。
その意味では微妙ですが、面白かったです。

「新しい宗教を作る」本、それの内容があかされていません。そこら辺が消化不良ですね。

それに関しては、3部・4部への伏線もある様子で、やむを得ないかもしれません
  1. 2013/01/09(Wed) 22:29:53
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
毎日 大事に時間を使っている感じがします。

難しい 本のお話はちょっと遠慮させてもらいます(笑)

また 遊びに来ますね~~(*^^*)
  1. 2013/01/09(Wed) 22:36:31
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  3. プーママ #
  4. [ 編集]
プーママ さん
コメントありがとうございました。
本の話は、スルーして下さっても構いません。
読んだ本の事は、書いておくと後でも思い出せるので書きますが、ご迷惑かも知れませんね。

すみません。

どうかご無理なさらないで下さい。
  1. 2013/01/10(Thu) 12:57:09
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  3. こすずめ #
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