こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
燃える地の果てに
燃える地の果てに逢坂 剛 : 著
文藝春秋 : 発行 (724ページ 1999年版)

古い本ですが、暑気当りなのかとにかく行動意欲ゼロ
とにかくゴロゴロ起きあがれない、どうにもならないそんな日は・・・
本棚を漁って、夫の本でも読みましょう。
とはいえ、およそ4~5㎝の重い本、寝転んでは読めませんでした。(無精者には辛いです)

感想と結論・・・非常に面白かっただけでなく考えさせられました




外国が舞台(当然、苦手なカタカナの名前で話が進む)で、しかも歴史も絡む話のようでまずいなと思いましたが、読み始めたら引き込まれて一気読みでした。
 

物語は、今から47年前の1996年1月、スペインの地中海沿岸に実際起こった事件をもとに書かれてれています。
場所は、スペインの地中海側の僻村:パロマレス。
この上空は、アメリカ空軍の空中給油地点でもありました。

1月17日、空中給油中の、水素爆弾4基を搭載していた爆撃機と輸送機が激突,炎上墜落し、その破片がパロマレスの村に落下。
アメリカ空軍はパロマレスにキャンプを張り、水爆、および、爆撃機のブラックボックス、水爆を起爆するための電子錠の回収作戦および、外殻の破れた核爆弾から漏れた放射性物質の除去作戦を展開します。

発見された3基の処理は、
その周囲の表土3フィート(だったかな?)分ごっそりドラム缶に収容。その数、5000缶ほどは、アメリカ本土の広大な土地に、深さ30フィートの穴を掘って埋める作戦。勿論、この村の農作物は口に出来ません。

海中に沈む最後の1基探索の作戦は、
間違えば海洋汚染で、海の資源も使えなくなります。


事故で紛失した原爆を秘密裡にに回収しようとするアメリカと、それをを盗み出したいソ連、
はからずも巻き込まれてしまった日本人ギタリストなど、
スペインの小さな村の人々との関わりが、わかりやすい設定の中で、魅力的な登場人物の生き生きとした描かれていてどんどん読みすすめました。

当時、パロマレスには、世捨て人と呼びたくなる幻のギター製作者ディエゴ・エル・ビエンがいる事を知った人物があった。
それが、ディエゴにギターに心酔・制作を依頼し、その完成までの間、パロマレスの農夫トマスの家に泊まり込んでいた日本人ギタリスト古城邦秋・・・・その人。




スパイ「ミラマル」の存在との意外な正体に不思議な納得もありましたが、
現在と過去が平行して話が進んでゆき、最後に2つの時代がつながった時、大きな謎が解決される。

現実問題として、

1986年4月26日1時23分にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。

そして、3・11以来の日本の原子力汚染問題・・・・そのものです。


考え直す時期に来ています。



すみません・・・
これも、暑さに負けてぐーたらしていた時のストックです。
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