こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
天使のナイフ
この本、読み終えてから2か月は経ちますが。。。。




天使のナイフ2
薬丸岳 : 著

2005年に第51回江戸川乱歩賞を受賞作品

生後5ヶ月の愛娘の前で、妻を殺害された主人公:桧山。
その犯人は、少年法に守られる14歳以下の・・・13歳の少年3人だった。

4年後
桧山の妻を殺した少年の一人が殺され、
桧山が犯人視されるるところから、物語は始まります。

少年犯罪を扱ったミステリーは、テーマとしては目新しくも、珍しくもありませんね。



   殺されるようなことは何もしていないはずの妻が殺されるという不幸。
   被害者でしかない彼=夫は、ただ加害者を憎みます。
   少年法の理不尽さと、少年法が基ずく理念=可塑性=への疑問や、
   実際に少年法の壁に阻まれた被害者家族の方々の無念さは計り知れません。

   少年法で守られた未成年の少年少女、
   罪を犯しながらも守られる加害者の再犯率は非常に高い、と先日の新聞で読みました。
     ――少年法は、この本の書かれたのち、改正されたり見直されたりしています。――

   とても読みやすい文で、サクサク一気読みでした。

   この立場を途中で逆転させる事になる真相はかなり複雑で,
   意外性はあるのですが、ちょっと作為が過ぎる感じです。

   そのために登場させた少年犯罪者たちが、都合よく、多過ぎるように思いました。
   
   それで・・・
   あまりにも非現実的お話モードになってしまったかもしれません。


   そして、「天使のナイフ」というタイトルが、最後までわかりませんでした。


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