こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
明日の記憶
明日の記憶
荻原浩 : 著
光文社 : 発行(2004年)

帯に
♣「面白いというより、素晴らしいと表現するのが正しい作品だと思います」
♣「ミステリーを読むより怖く、頁をめくるのが恐ろしい。―中略― 読後暫し唖然となった小説はいつ以来だろうか。」とありました。

<第2回・本屋大賞2位>・・・のキャッチコピーですが、
まさに、一人でも多くの方に読んで頂きたい本だと思いました。

若年性アルツハイマーという、病気をテーマにしたお話です。

広告代理店部長の佐伯は、50歳を目前に物忘れが激しくなって、
人の名前や、映画のタイトルなどが出てこない。。。
そして、頭痛、不眠、目眩 ―― に、精神科で告げられた病名は.「若年性アルツハイマー」

打ち明けますと・・・
こすずめ、若年ではありませんが、夏の最中からこの主人公と同じ症状に悩まされています。
つまり、頭痛、目眩、不眠(一応眠れますが、夜中にぱせりに起こされてそのまま・・・とか)、加えて首と肩や背中の凝りと痛みも~~

こすずめも、もしかしたらアルツハイマー??


なので、かしら?
主人公の病気が進行して様子は、恐怖と焦りを感じます。
アルツハイマーの進行の様子は、なるほどそうなんだぁ~・・・

周囲の人々=医師を含む同僚やクライアント=の言動に傷つく様子も、きっとそうだろうと思います。

この本を通してアルツハイマーという病気を知ったのはの収穫でした。
想像していたよりはるかに大変な病気だという事も、わかりました


”記憶が無くなる”アルツハイマーですが、
記憶消失とともに味覚や幻聴、幻想、嫉妬衝動なども起こります。
家族の顔さえ忘れてしまうという辛さは、想像を超えます。

ここに書かれているように、
子供の顔や名前を忘れないように写真やイラストを添えての必死の記憶行動、
私にに出来るかしら?と考えています(って、まだ、ヒトゴト・・・)

それでも人間は生きなければいけませんか?と、生きる意味と意義を改めて考えさせられました。


記憶をなくして、自分が壊れていくことが辛いこと・・・ひしひしと感じました。
体は元気なのにプライドがずたずたになるというのは、人間として耐え難いことでしょう。
アルツハイマー患者さんを理解するために、
この本は、すべての人にが読んで頂けたら良いかも知れないと思いました。


行き場のない状況の中、ラストの心温まる展開がホッとできる終わりかた・・・ただ、現実的とは言えません。
久しぶりに「いい本」に出会えました。

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