こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
容疑者xの献身
容疑者の献身
東野 圭吾 : 著
文芸春秋 : 発行

運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。
いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった

男がどこまで深く女を愛せるのか。どれほど大きな犠牲を払えるのか―――。

 ↑ こんな帯の文字に違和感めいたものを持ちながら、それでも大好きな著者のベストセラーは、読まない訳には行きません。が、飛びつかなかったのは、たまにがっかりなこともありますから。

  結果、晴らしかったです。
  この人の作品、多作で全部は読んでいませんが、印象残る傑作です。
  

  物理学准教授の通称「ガリレオ」こと、湯川学。
  豊かなな雑学知識と、運動神経も抜群な天才物理学者:湯川は、
  警視庁捜査一課の刑事、草薙とは学生時代の親友。警察が手を焼く事件の解決、お見事なんです。

  これ・・・
  警察の捜査のロとしての思い込みを、犯人が、上手く利用した犯罪です。
  事件や、それに結びつく証拠品・行動など、捜査の常道を見越して利用する見事なトリック。

  犯人の冷静で緻密なな計算を、
  犯人のわずかな心の隙間から解き明かしたガリレオ:湯川。
  人の気持ちを察する湯川の情緒性のたまものです。

  そして気になっていた帯の言葉・・・読み終えての感想としては、切ないです。
  ただ犯人の命がけの純愛と言うより、独りよがりの己満足に、思えます。


  繰り返しますが、(私が読んだ)東野さんの本では、
  とても好きな作品です。



  
  
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