こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
黒髪
黒髪
谷村 志穂 : 著
講 談 社 : 発行

りえの下に届いた一葉の写真は、自らの出生の秘密を解く鍵だった―。昭和初期の函館で亡命ロシア人一家に女中奉公に出たさわは、いつしか主人を愛するように。が、生まれたばかりの子を妻に奪われ、一家は戦火を逃れて大連へ。遊女となったさわは愛する男と子供に再会するため海を渡る…。 「BOOK」データベース

インフルエンザの後、ようやく暇を持て余し・・・夫から回ってきた本を読みました。
(最近、自分の読みたい本ではなく、夫のお下がりばかり読んでます)


  はじめての著者でした。
  結構好きでした。

  読んでいて、魅力的な函館の景色が透明な水彩画のように浮かびます。
  後半は、ヨーロッパ風な洗練されたデザインを誇る街、大連の街の様子も心に浮かびます。

  あぁ^^
  函館やモスクワなど舞台になったところに行ってみたい、旅情にかられます。



  戦前の亡命ロシア人(白系ロシア人)と日本人女性との間に生まれた女性の生い立ちを巡り、辿る物語です。
  函館近くの貧しい漁村生まれの少女:さわ が、ロシア人家庭に女中として住み込むが、
  太平洋戦争勃発とともに、ロシア人たちは迫害の的になり、諜報活動を疑われ・・・
  かつて、亡命してきた祖国に戻らざるを得ない状況にもなっていく。
  そんな状況の中、成長したさわは、ロシア人の主人と恋に落ち男児を儲ける。

  ある日、一家はさわの生んだ男児とともに大陸・大連に引き上げ、さわは、は娼館の女に身を落としながらも、
  主人を追って大連に渡る。

  ・・・あらすじはこの位にしますね。
  還暦を過ぎたりえが、偶然手にした1枚の写真とロシア語の手紙を手掛かりに、
  自分のルーツ探しを始めてしまったお話です。

  結構好きな作品ですが、
  ちょっとしつこい男と女の愛情表現の部分、これは要らないかな?





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