こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
虚空の冠 / まひるの月を追いかけて


こすずめ、ただいま温泉地へのバスツアー参加中。明日帰る予定です。
予約投稿です。





虚空の冠上下
楡周平 : 著
新潮社 : 発行

渋沢と幸造の間に続いていた友情。
人情味豊かな渋沢に・・・やはり潜めた本性が。
最後にあっけなく消滅する。そうなんだよね~

そう言えば・・・新聞社が伝書鳩を通信に使っていた時代があったな。
NET社会の現代現在から、そう遠くなかった過去。
サクサクと、どんどん読めます。



   モデルは○日新聞?
   最近の、その新聞社の凋落していく様と重なりました。
   伏線の張り方、「鳩」の使い方好きな作家:楡さんの物語展開です。


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   時代はGHQ統制下の中、情報管理が思う様に行かないある日、
   離島の火事の取材途中、
   海難事故に遭遇した新聞記者:渋沢は、米軍艦船と衝突事件での唯一人の生存者となった。
   渋沢が、海難事故のもみ消しと黙秘の肩代わりに得たものは・・・

   事故を封印するため、自らも唯一の生き残りであることを封印。
   それをきっかけに、政治力を持つメディアの覇者まで上り詰めていく渋沢と、
   新聞社の伝書鳩係の少年とのつながりに心温まる心情を持ってよみました。

   ・・・が、

   上下巻本にありがちですが、これもでした。
   上巻は快調に読めてサクサクも、下巻はペース落ちました。

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   最近元気な電子書籍、この中ではまだ試行以前。
   紙社会の敵となるかもしれない電子書籍を巡る攻防は。
   それはまだ近未来のテーマ、「未来予測」を扱っています。

   電子書籍、実は私もどうなて行くのか?きになっています。
   だって、私は、紙が好き!ですもの。




まひるの月を追いかけて  は、↓で。
まひるの月を追いかけて
恩田 陸 : 著
文春文庫 : 発行

ふと、窓の向こうで誰かが近寄ってきて手を振っていることに気付く。
顔を上げると、背の高いスラリとした女がホームで私を見ていた。
それが君原優佳利だと気づき、私も笑って手を上げて見せる。
再び、安堵と失望が半分ずつ。
間に合っちゃったか。


静の異母兄、渡部研吾が消息不明になったらしい。
突然呼び出された研吾のパートナー:優佳利と、奈良への旅を誘われて・・・
研吾とは、それほど親しくはないのにと思いながら、優佳利の話に乗ってしまった静。


   恩田陸さん、以前読んで結構興味を持ったのですが、
   これは正直好みから外れていました。

   優佳利という人、実は他人でした。藤島妙子。
   ただ妙子の言葉によれば、研吾・優佳利とは、奇妙な三角関係で成り立っていたという。
   そして、優佳利は交通事故で亡くなったとも。

   そのあたりは本当にしても、
   次々と続く妙子の嘘は、不思議なことに物語の中で見事に研吾にも優佳利にも受け入れられていく。

   恩田さんの本の特徴でしょうが、
   夢と現実の境界を行きつ戻りつ~なふわふわした物語。
   それが、楽しければまた良し・・・でしょうが、何かまともに読むのが無駄な気もしました。

   ミステリーっぽい部分は、それなりに楽しめましたし
   終わり部分は、唐突感もありながらそれなりにナルホド。

   でも、暫くこの方の作品は近づかないかもしれません。



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