こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」

遅まきながら、映画:「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」を観ました。

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ロードショー当時観たかったのですが見逃してしまい、三越映画劇場にきっと来ると、期待していました。

 やはり・・・嬉しい上映中^^




文句なしに良かったです。

woodjob.jpg

大学受験に失敗し、彼女にもフラれ・・・
偶然目にしたパンフレット表紙の微笑んでいる若い女性に釣られて、1年間の林業研修に参加した≪平野勇気〉
バス停まで車で2時間、携帯の電波も届かない過疎地での、過酷な仕事。
何度かの逃亡も試みる≪勇気≫が、とりあえず1年間を過ごした・・・


三浦しをんの、【神去なあなあ日常】の映画化。
原作では、≪勇気≫はこの村に訳もわからないまま、親と担任に計られて行く不自然さが、
映画では自発的に参加することになっているのが自然でいいな。

主演の染谷将太(そめたにしょうた)って、私は全く初めての俳優さん。
初々しく、新人さんかな?と思っていましたら、8歳から数々の映画で確約されている方でした。

個人的には、伊藤英明さんが凄く良かった~

あたかも本当にあるの!と思う“世界一巨大で、危険な奇祭”・・・
ハラハラしましたが、映画の為に企画され実行されたそうです。
本当に危険はいっぱい^^

楽しさだけでなく、切なさもある素敵な映画でした。

原作、過去に読んでいます。
その記事、↓に貼っておきます。



そして、予告編。。。






神去なあなあ日常
三浦しをん : 著
徳間文庫 : 発行

三重県の山奥、奈良との県境に近い
林業の村、神去(かむさり)村が舞台。

高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。
でも、なぜだか
三重県の林業の現場に放りこまれていた(この部分、表紙カバーから) 
『平野勇気』が主人公。



  出だし部分、担任と母親によって勝手に決められていた就職先。
  しかも、それがが山奥の過疎村の林業という不思議さは考えないことにして・・・

  とりあえず、否応なく勇気が連れて行かれたのは、過疎の村:神去村。
  当然ですが、逃亡を図ります。そして、連れ戻されます(笑)


  その、神去村の人たちの口癖はなあなあ
  「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」と言ったニュアンスの言葉は、語尾に「な」がつく鷹揚な雰囲気。
  百年サイクルで山と共に生きる林業=木を育てる心=のゆとりから生まれるのかもしれません。
  たまに激昂する時は語尾の「な」の前に「ねぃ」が付けられ、そんな言葉で叱られると、
  理屈も反論もなく納得してしまう人たち。


  の力の及ばぬ自然を前にすると、の知恵は余計なものにしかならない。
  すべてを神に任せて、素直に従う。。。
  
  このなあなあ精神が、読む人=こすずめ=を癒してくれるのかなぁ~
  終盤の神事はスピード感と迫力に一気読み。読後感も安らぎました。


 
  最近、心身共に非常に疲れているこすずめは、
  こんな雰囲気に浸りたくなっています。




  神去(かむさり)村の住人たちの
  山への感謝と畏怖。
  それがあるから、いちいち理由を突き止めない。
  すべて、なあなあで、受け入れてしまう。。。そんな暮らしもいいなぁ~

  山里を保全する為の人々の生活の知恵。
  美しい光景、珍妙な習わし、命がけの神事。
  そんな、なあなあな日常がこの国にまだ在るのだとしたら、素晴らしい。
  村人たちと「勇気」のこれからが気になるところです。

  と思ったら、続編の 神去なあなあ夜話 が出ているらしい。
  読みたい。


  実は、
  三浦しをんさんのお祖父さんは林業をされていらして、
  お父様は舞台となった三重県津市美杉町(旧津市美杉村)のご出身です。

  この小説、なるほど納得です。

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