こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
とりあえず2冊の本。 (誘拐児 / 欅しぐれ)
ちょっと前(2月初めくらいかしら?)から、手こずっていることがありまして
ブログが書けません。

腰を痛めた間には本も読みましたが、感想をまとめるのが億劫。
5冊ほど溜まっていますが、今日は2冊分だけ簡単に書き留めます。






誘拐児 翔田寛(ショウダカン) : 著
講 談 社 ;  発行

第54回江戸川乱歩賞W受賞作品。

終戦直後=昭和21年、5歳の男の子が誘拐された。
身代金の受け渡し場所は、その当時の闇市。
闇市の手入れと重なって、身代金は奪われたまま人質の子供は帰らなかった。

15年後、若い女性が惨殺され、この事件と、未解決の誘拐事件とが繋がっていく。

  ストーリーは面白かったですが、
  登場人物と展開の因果にかなり無理もあるようで気になりました。
  そうそう、身代金の受け取り方は本当に出来たら素晴らしいと思うのですが、それは当時だからかもしれません。


・・・・・・・・・・・・・・・・・



欅しぐれ2 山本一力 ; 著
朝日新聞出版 ; 発行

深川の老舗大店・桔梗屋のあるじ太兵衛と賭場の貸元・霊巌寺の猪之吉は偶然に出会う。
ひとの目利きに厳しい太兵衛は、猪之吉の人柄を感じ取り、一献お付き合い願いたいと申し出た。大店のあるじと貸元の、肚をわった五分の付き合いが始まった。
そんなある日、油問屋・鎌倉屋鉦左衛門による桔梗屋乗っ取りの企みが明らかになる。重い病を患う太兵衛は、桔梗屋の後見を猪之吉に託し、息を引き取る。
やがて桔梗屋をめぐり、鎌倉屋の意を受けた乗っ取り屋一味と、猪之吉一党との知力と死力を尽くした闘いが始まるが…


                      ↑かなり珍しいことに思うのですが、
                      表紙カバーの内側(わかりにくいですね)に書いてありました。

  しずが居住まいを正した。膝に重ねた手に力がこもっていた。
  「桔梗屋の身代一切を、猪之吉様に預かっていただきたく存じます。太兵衛はそれを、わたくしに言い残しました。
  騙(かた)りを仕掛けて仇をなそうとする者から。なにとぞ桔梗屋をお守りください」
  気を張り詰めているしずは、物言いに潤いがない。しかし猪之吉は、言葉だけの追従とは無縁で生きてきた男である。
  本を棒読みにするようなしずの口調の裏に宿された、連れ合いをなくした深い哀しみと、猪之吉への信頼を感じ取った。


   ↑は、帯の文です。
   この2つで、この本の内容はほとんど分かります。

  最近山本一力さんのが続きましたが、どれも、ひたむきに生きる人の姿が心地よく感じられます。
  ちょっと、出来すぎ?と思われる展開もありますが
  なぜか、応援してしまう私がいます。


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