こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
脊梁山脈
脊梁山脈    乙川優三郎 : 著
   新 潮 社 : 発行

   初めての著者、とても読みにくかった・・・でも、とても良かった・
   本当は時代小説の作家さんらしいのですが、これは時代物ではないですね。
   終戦直後からのお話しで、う~~む ・・・現代ものとも微妙に違うかなぁ~

   私の苦手な、日本の創成期を含んだややこしい神々と天皇の名前など、
   古文書からの抜き書きに手こずりながら、読み終えました。

   これ、本当は・・・
   読み返さないと感想は書けないのですが、、、、
   ま、ざっと。
   

    乙川優三郎、j初めての作家です。
    が、美しく、見事にすっきりとした言葉に魅了される小説、読みきるのに時間がかかりました。
    一人一人の人物像が浮かぶ会話、なんて見事で素晴らしいのでしょう。


    福島県費生として上海で学び、現地入営した矢田部信幸が、
    復員列車で世話になった男を探す旅が、木地師のルーツをたどる旅になって、
    木地師のルーツは皇族で、
    故に、木地師がかつて菊花紋を使うことを許されていたという謎を解くために、
    古代史の世界に入り込むところは私はスルー・・・難しいし、読みけれませんでした。

    途中出会う、静と動の芯の強い女性2人。
    飲食業を生業にしながら絵を描いている佳江と、
    貧しい木地師の娘で、芸者になった多希子のあいだで揺れながら、お金の心配もなく研究を進めていく信幸。


    信幸との友情をはぐくんでゆく高村、
    信幸の母とともにひっそりと着実に生きてゆく寿々・・・
    登場するすべての人々が、不思議に私の中に息づいてくる魅力的なお話しでした。

    いつか、きっと読み返します。



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