こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
共震 / 花は咲けども(歌)
共震
相場 英雄  : 著
小学館 : 発行
内容紹介は、帯に凝縮されています。
◆ 復興を支える県職員が、殺害された。彼は“顔のない男”に会っていた。
  大ヒット作『震える牛』の著者が全霊を注いだ、鎮魂と慟哭のミステリー!

◆ 現在進行形の震災を描く、
  事件以外はノンフィクション!超問題作だ

◆ 他の小説作品で小道具のように用いられる震災とは、リアリティが違う

◆ 震災から2年以上経ちますが復興など名ばかりです。どうか忘れないでください
                                     --- など ---


  これ、4月の初めに読みました。
  ブログに書く前に、今回の熊本地震が発生してしまいました。

  そんな時にと、かなり迷ったのですがやはり書いておくことにします。
  と言うのは・・・
  発生以来1000回以上の余震が続いている熊本地震ですが、そんな中でも忌々ゆゆしきやからの出没を知ったから。
   気象庁は、(多分4月末で)「余震発生確率」の発表を取りやめました。



  小説としての物語は、
  震災から2年後の東松島市(宮城県)の仮設住宅での殺人事件が発生。
  被害者は、宮城県庁・震災復興企画部の早坂順也だが、県職員の枠を越えて宮城県だけではなく、
  福島や岩手の被災地の仮設住宅住民のを廻り、復興のために力を尽くしてきた人物だった。
  早坂は亡くなる直前まで、被災地の避難所の名簿を調べていたという。
  事件を追うのは、大手新聞社記者:宮沢賢一郎と警視庁キャリア:田名部昭治。


  著者は、この中で震災復興の一般報道からは測りきれないあまりにもむごい現実や、
  震災復興の闇を書いています。

  一部のNPOの裏の顔=マル暴御用達のNPOの存在=や、
  罹災証明書の悪用での罹災手当や様々の保護費用の搾取。
  政府の復興予算をめぐる、震災をくいものにしようと群がる、シロアリのような組織。


  震災直後の悲劇が生々しく、心の深手を抱えながら立ち直ろうとしている様子等が丁寧に描かれており、
  震災の記憶は風化させないことはもちろん、
  まだ終息に至っていない熊本地震にだけ関心がいくだけではいけないと思っています。





  応援歌「花は咲く」、美しい歌ですが美しすぎると感じられる方もあるようです。
  その代わり、地味ですが「花は咲けども」という歌に共感できるという声も。

Youtubeで見つけました。






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この記事のコメント
我が家は今・・「香月日輪(こうづきひのわ)」
という作家の作品に夢中です
若くして亡くなってしまった作家ですが・・
心にしみる素敵な作品を書いていました
出てる本みな買い求めて読みふけっています(笑)
今おすすめの本がいっぱい
  1. 2016/05/06(Fri) 09:10:23
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  3. ぱふぱふ #
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💕ぱふぱふさん💕
コメントありがとうございます。

香月日輪(こうづきひのわ)さん・・・全く知りませんでしたので、検索^^。

コミックですね~

以前にも言ったかと思いますが、私、コミックが読めません。
どこからどう読むのか?。
疲れます。文字だけの本があんしんできます。

せっかくご紹介頂きましたのに、申し訳ありません。
  1. 2016/05/06(Fri) 21:39:52
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  3. こすずめ #
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追伸・・コミックではありません・・
コミックを小説化してあります
出身がコミックだから
検索するとコミックが出てきてしまいます
コミックは私もあまり見ませんが・・
小説は素晴らしいですよ・・
ただし・・好き嫌いがあるので・・気に入らないかもしれないですね
最近はWEBで小説読む人が増えて・WEB上しかない素晴らしい作品も多い
やはり字を読むことが知識を深めるにも想像するにも大切だって思うから
字を読みたいですね(笑)
  1. 2016/05/07(Sat) 09:14:51
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  3. ぱふぱふ #
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💕ぱふぱふさん💕
あぁそうなんだと、再建策しました。

表紙とタイトルがこれまで未経験の分野です。

せっかくの絶賛、試してみます。
後ほど、Amazonで買ってみることにします。
  1. 2016/05/07(Sat) 22:17:37
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  3. こすずめ #
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