こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
看守眼
先日の「輝く日の宮」は相当手こずったので、
軽いものを3冊一気読みしました。
取りあえず1冊目です。


看守眼

横山秀夫 : 著
新潮社 : 発行

6つの短編集です。

表題の≪看守眼≫
刑事にはわからなくても、おれにはわかるんだよ――
いつか刑事になる日を夢見ながら、留置管理係として過ごした近藤。
その彼が、証拠不十分で釈放された男を追う。
マスコミを賑わした「死体なき殺人」の真相を見抜いたのは、長年培った『看守の勘』だった・・・(帯から)


  ≪自伝≫
   自叙伝執筆を請け負ったライター、只野正幸。
   TVワイドドショウのスタッフであったが、仕事を失った・・・フリーと言う弱い立場だったから。
   そんな時に舞い込んだ、自伝出版の依頼だったが、依頼主の殺人の過去を知ってしまう。それがもとで続く、不幸!

  ≪口癖≫
   家裁調停委員を務める主婦の、口癖があまりにもとんでもない過去手と繋がる。
   12~3年前の7月、高校2年の娘の不登校が始まって、
   原因は同級生の女の子とわかるが、理由については固く口を閉ざして語らない。
   その、娘の敵とも思える女性の離婚調停員となった主婦が・・・
   とんでもない結末になった。

  ≪午前5時の侵入者≫
   県警ホームページを管理する警部。
   新聞少年だった過去の習慣で起床は午前5時、その後、メールとホームページのチェックが今の習慣になっている。
   その朝・・・HPは、真っ黒な画面にの横文字は、フランス語らしい。
   サーバーから、クラッカーの侵入は午前5時とわかり、それ以後のアクセス者数は4人と判明。
   さて、どうする?

  ≪静かな家≫
   地方紙整理部に身を置く元記者。
   16年の外勤記者の後、今は地域版の編集がしごと。
   うっかり載せた、終わってしまった展覧会の告示・・・・殺人事件に繋がり犯行を疑われる。
   新聞社内部は知らないけれど、そうなんだ^^な、話。

  ≪秘書室の男≫
   県知事の知恵袋を自任する秘書。
   これ、ものすごく納得できます。「同じ思いをしなきゃわからないものなー」という言葉。
   悪気は全くない、誠心誠意のつもりでもね。
   あなたじゃなくて、私の話かもしれない。ちょっと、考えさせられた話でした。


  どれも、普通に暮らしている人々がある時に巻き込まれるトラブルです。
  横山秀夫さん、うまいなぁ~と、ひたすら感じました。


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