こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
帰らざる故国(かえらざるくに)
返らざる故国上 全く知りませんでしたが、
同窓生の作家さんです。
夫が、偶々見つけて買ってきてくれました。

牧南 恭子 : 著
双葉社  : 発行 (1998)
中国・瀋陽市生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業。著書に「爪先」など、がプロフィール。


 私も、中国生まれでして、このプロフィールに親近感たっぷり~
 多分年齢も近いはずと検索しましたら、生まれは1年違い。
 同期!?か1年違いですが、ペンネームだけでは手掛かりなしよね (ノ_<)

 でも、少なくとも同級生ではないな。と、
 同窓会の役員を長くしている別のクラスの友人に尋ねても、知らないなぁ~って。

 時代物をかなり書いていらっしゃるようで、もしかして有名作家さん?
 そうでなくても、同窓会紙への原稿や、同窓会での講演などお願いしてもいいわね、なんて。

 そんな次第で、目下出版社に問い合わせ中。
 知っている人だったら、ちょっと嬉しい (*^_^*)


 内容、「BOOK」データベースのままですが、
 北陸・福井出身の祖父は奉天会戦に出征。日露戦争後、満州で馬賊となり事業を起こした。父親は その事業を継いで奉天の成功した実業家となる。一人娘のルイは、上品な亡き母とは比較にならぬ 父親の後妻、妖艶な苑子と“女の争い”を演じる。そして激しい行動力で、関東軍の敗色濃いノモン ハンへ恋人を追って行くが、その恋人とはなんと…。旧満州全盛期。自由奔放に生きる“炎の娘”ル イ。日本人社会に繰り広げられる愛欲の葛藤。壮大なドラマは『風と共に去りぬ』に迫る。

 三方面から怒涛のように侵攻したソ連軍によって“偽国”満州は崩壊した。若き戦争未亡人となった ルイは、気力を喪失した男達に代わって家長の役割を負った。日本人同士の醜い争い、中国人、朝 鮮人の冷たい視線、激しい抗日暴動の中で、今日食うためにどう金を稼ぐか、必死の日々が続い  た。その渦中、あれほど憎んだ苑子が実は...。“偽国”満州の崩壊。敗戦の地獄図。歴史に翻弄され る女達をささえ、若く美しい主人公ルイは、渾身のパワーを振り絞って生き抜く。


 歴史が全く苦手な私には、正直しっかりは読めませんでしたが、
 小説としてはとても面白く読みました。
 戦争の細かい事実を飛ばし読みすれば、登場人物の設定や話の筋に、ブレがないからでしょう。

 それにしても、この方や私が生まれ、幼少の数年を過ごした当時の満州の様子と戦時体制が詳しく 書かれています。
 大変な資料を読み、消化されての描写を思うとその能力に圧倒されました。
 実際にはこの方も私も中国でしたが、大陸ということで相似していますものね。

 これまで、異世界の方と思って居たこのような歴史に基づいた純文学の作家さんが、身近なところにいらした感慨にふけってしまいました。



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この記事のコメント
おはっ (^^

 へぇ~ そうなんですか。
 同窓生!
 自慢できますねぇ~

 りーどは、あまり文学の道は明るくないけどね。
 
  1. 2016/11/26(Sat) 08:51:40
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  3. Thりーど #
  4. [ 編集]
💕thりーどさん💕
これ以後は時代物の軽そうな作品が多いようです。
この本に、圧倒されました。
同世代で、戦争のことは何も知らない(覚えていない)タカなのに、半端ではない臨場感をかけるのは凄いと思いました。

  1. 2016/11/27(Sun) 12:35:35
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
またまたご無沙汰しました
一時帰宅です・・2日から10日までまた病院です
これで新しい段階に進めて2月の検診まで解放されます

本読むことしかすることがないから・・
私も起きても寝ても本読んでいます(笑)
  1. 2016/11/29(Tue) 09:48:30
  2. URL
  3. ぱふぱふ #
  4. [ 編集]
💕ぱふぱふさん💕
大丈夫ですか?
副作用、おありでしょうね。

いつも前向きのぱふぱふさん、応援しています。

本、最近、読後感を纏めてのブログUPに疲れています。
で、たまにだけ書きます。

本当は、素晴らしい本をたくさん読んでいます。感想など纏めるのは、かなりのエネルギーが要りますから・・・。

記憶の為に描いておくのは大切なのですが、年齢には負けます。
  1. 2016/11/29(Tue) 22:46:02
  2. URL
  3. こすずめ #
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