こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
銀の猫 / 夏の果て / ローカル線で行こう / ミッション建国
ようやく、読みたかった本を読むことが出来ました。

ブロ友さんのご紹介だったり、
広告や書評を見てだったり、興味をそそられる本にたくさん出会いますが、
諸般の事情で、それを手に入れて読むにはなかなか至らないの。


本



昨日、幸いにも本屋さんで見つけて…一気読みしたのは、≪銀の猫(朝井まかて)≫。


銀の猫    
    皺がよる、ほくろができる、背はちじむ、頭は禿げる、毛は白くなる、手はふるう、足はよろつく、
    歯は抜ける、耳は聞こえず目はうとくなる。
    身におうは頭巾えり巻き、杖、眼鏡、たんぽ温石、しびん孫の手。
    くどくなる気みじかになる、愚痴になる。
    心はひがむ、身は古くなる、聞きたがる。死にともながる、淋しがる、出しゃばりたがる、世話をしたがる
    又してもおなじ咄に、子をほめる、達者自慢に、人はいやがる。



    タイトルの≪銀の猫≫は、お咲が心を通わせ介抱をした舅から離縁のきわの餞別の品。
    お咲の介抱を受けながら、舅は↑の言葉を節をつけながら歌っていた…まぁ~~今も、その通り!


  妾奉公を繰り返す、すべてにだらしない母親の所為から大きな借金とともに婚家を離縁されたお咲。
  その母親はお咲の元に転がり込み、相変らずの節操のない暮らしで、借金の返済もままならない。

  お咲は、年寄りの介護をする「介抱人」をしている。
  お金の為に、、、母親からみの借金返済の為に、、、だが、誠心誠意働くお咲は引っぱりだこに。以後省略。。。

  とてもいい本でした。
  初めての 朝井まかて さん、虜になっています。
 
  背景は江戸時代ですが、当時は長生きの時代っだたらしい。豊かな隠居生活を『老い光り』と言ったことは知りませんでした。
  親の介抱は家長が行うものだっらしいとか、今のヘルパーに当たる介抱人がいたことも。

  納得できたのは、食べ物や水を受け付けなくなったらもうお迎えが来ていると諦める、という咲の意見。
  この本を教えて下さったnohohonさんに感謝します。



 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、最近読んだ本、データベースなどの貼り付けだけです。






  夏の果て
  岡 泰道 : 著
  小学館 : 発行

  元電通トップクリエーター鮮烈な自伝的小説

  電通時代にJR東日本『その先の日本へ』などのCMを制作し世界各国の賞を獲得。
  その後、独立して日本初のクリエーティブエージェンシーTUGBOAT(タグボート)を設立したトップCMクリエー
  ターとして知られる岡康道氏が初めて書き下ろした鮮烈な自伝的小説。
  CM制作会社を経営している主人公は、幼少期に父親に連れられ佐賀県から上京。
  東京オリンピックに沸く池袋に育った。実業家の父親の事業も成功していたかに見えていたが、19歳のときに父親が5億円の
  負債を残し失踪してしまう。苦学しながら大学を卒業し、バブルまっただ中の大手広告代理店に就職する。
  百鬼夜行の業界を生き抜いていく主人公。仕事は成功し賞も多数獲得。
  しかしその裏に暗くまとわりつくのが父親の影だった……。
  「公害だ」「はい?」「公に対する害です」「もしかして、僕のことですか」「キミのことなど知らない。キミが作ったCMは公害だ、
  と言っているんだ」(本文より)
  失踪した父親に翻弄される青年の人生を縦軸に、生々しいCM制作現場での戦いを横軸に描いた本格長編小説。
  「圧倒的な主人公の人間力に引き込まれ、一気読みでした」ほか書店員さん絶賛!




ローカル線で行こう
  真保裕一 : 著
  講談社 : 発行

  ベストセラー『デパートへ行こう!』に続く、感涙必死の再生物語、第2弾!

  県下最大のお荷物といわれる赤字ローカル線、もりはら鉄道は、廃線の瀬戸際に立たされていた。
  再生を図るため、前社長が白羽の矢を立てたのは……なんと新幹線のカリスマ・アテンダント。篠宮亜佐美。三十一歳、独身。
  「この鉄道の経営は、素人以下です」「お金がないなら、智恵を出すのよ!」
  県庁から送り込まれた鵜沢哲夫以下、もり鉄社員は戸惑うばかり。
  しかし、亜佐美は社長に就任するや、規格外のアイデアを連発し、鉄道と沿線の町はにわかに活気づいていく。
  一方、時を同じくして、列車妨害、駅の放火、台風による崖崩れと、数々の事件が亜佐美たちを襲う。
  そんな中、社員すべての希望をかけた「もり鉄フェスティバル」の日がやってくるが……。
  赤字鉄道の再生は? 寂れた沿線の町おこしは? そして、不穏な事件の真相は? もり鉄に明日はあるのか?

  読めば元気の出てくる、痛快鉄道再生ストーリー!!



 ミッション建国
  楡周平 : 著
  産経新聞出版 : 発行

  内容(「BOOK」データベースより)
  2020年東京オリンピック後、このまま人口が減れば日本は破綻してしまう!33歳にして与党青年局長とな
  った甲斐孝輔は、少子化対策こそ国を救うと考えた。
  子育て特区や子育て後の社会進出支援などの勉強会を立ち上げたが、党内の重鎮から圧力がかかる。
  まずは東京から変えようと考えた甲斐は、都知事へ政策を提案した。
  だが知事から反発され、都知事選立候補の決意を固めるが―。今後の日本があるべき姿を示す、政策提言小説。

  少子化対策の遅れこそが日本の問題の根源との見立てで、それが惹起する高齢化問題、財政問題、格差問題、憲法問題
  などに切り込んでゆくその論法は説得力が高く、なまじの経済学者や政治学者のレベルを超えている。
  企業の経営の根幹に詳しい著者ならではの視点が光る。
  実効性を担保するために、国ではなくまず東京からその改革を広げ日本全体に波及することで日本破産後の国のあり方
  再構築手順まで言及している。
  国家破産は今や日本のみならず、中国、米国、ヨーロッパでも起こる可能性が高まっている。
  シルバー民主主義に流されない長期的な国家ビジョンに基づく提言は本当に素晴らしい。


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この記事のコメント
おはようございます^^

「銀の猫」楽しんで読まれたご様子でよかったです
私の紹介までして頂いてありがとうございます。

最近は遅読になっていますが
読みたい本はまだまだいっぱいあります。

紹介下さった今回の本も
メモメモして次回の楽しみにとっておきます🎵
  1. 2017/07/31(Mon) 09:13:33
  2. URL
  3. nohohon #
  4. [ 編集]
こんにちは。
揚げていただいた紹介文だけで、
これは面白そうだ、と思いました。
江戸といえば若くしてお亡くなりになった、
杉浦日向子さんはご存知ですか。
江戸研究の一人者でもあり漫画家でもあった、
杉浦さんの本はいずれも面白すぎます^^

どなたかが話しておられましたが、
一日一冊読んだとしても年にわずか365冊。
世の中の書物を思うと、気が遠くなる。
なんて・・・

私のへんな癖は、
同じ本を何度も繰り返して読むことです。
だから一向に読んだ本の数が増えない(汗
  1. 2017/07/31(Mon) 11:12:53
  2. URL
  3. NANTEI #
  4. [ 編集]
💕nohohonさん💕
朝井まかてさんは気になっていましたが、なかなか機会がなくて、これが初めてでした。
半分我が身のことと思いながら、それでもまだ他人ごとで、楽しく読みました。

直近の著’福笑い’だったかも、読みたいの。

松井今朝子さんや、澤田ふじ子さん、三浦しをんさん等々、私も欲しい本があれこれ。

ところで、もし私が読み終えたものでご希望のものがおありなら、お送りしますが如何ですか?
本は、余程のもの以外読み終えたらどなたかに差し上げることにしていますから。
  1. 2017/07/31(Mon) 16:11:46
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
💕NANTEIさん💕
きりりとした文体も好きですが、江戸物も大好きなのです。
穏やかでありながら、簡潔な美しい一言が好きです。

杉浦日向子さんのことは知ってはいます。荒俣宏氏と結婚されていましたね。でも、書かれたものは読んだことがありません。
漫画系が苦手なので…普通の著作もあるのでしょうか?

NANTEIさんは、本を丁寧に読みこまれますね。作家にとって最高の読者さんと思います。

私は、興味が次々移るので駄目ですね。
  1. 2017/07/31(Mon) 16:27:54
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
こすずめさんは、相当な読書家でいらっしゃいますね。どの本も興味深いですが、もはや読み込む体力がありません。
”夏の果て” 特に興味があります。事実は小説より奇なり、ですものね。強力なパワーを感じます。
  1. 2017/08/01(Tue) 11:07:05
  2. URL
  3. ぴーこ #
  4. [ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2017/08/01(Tue) 13:10:58
  2. #
  3. [ 編集]
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