こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
里の在処  / 赤猫異聞 / 隣の女
里の在処
内山節:著  新潮社:発行
これ、良かったよと、夫から渡されました。

著者は、1950年生まれの哲学者。
20代から、東京と群馬県上野村との二重生活をし、ついには古い農家を手に入れる。
現在、NPO法人・森づくりフォーラム代表理事など。


森林(ヤマ)の食料次第で、ジャガイモや大豆などが猪の被害に遭う。
それを、「本当に良かった」という村人たち。
被害が、収穫の半分程度なら、「ちょうどよかんべ」と村人は言う。
「それくらい食べられても、僕も困るわけではないし、
猪も遠慮して半分は残しておいてくれたし」と。
優しく、おおらかな共存の思考。

村という共同体は、いろいろな矛盾がありながら、
自然と人間の関係がそうであるように、対立や助け合いを内包する仲間の世界だ、とも。



山里の暮らし…到底私には出来ない話ですが、
都会では考えられない真の’お互いさま’が、羨ましく思われました。

実は…つい最近のこと。
私の住む町の町内会で、高齢化にかかる不協和音が年々煩雑になって、
日々の暮らしが脅かされそうな事態に至っています。
例えば、私の班は5軒しかありません。回り持ちで班長をします。

1軒だけはお若い方とのご同居ですが、残り4軒は老世帯。
夫婦の合計年齢は150歳超え、しかも両方がまがりなりにも健康なのは我が家だけ。
一応輪番制で、ナントカ委員になりますが実際は大変です。

隣家が2年任期の’保健委員’に当たりました。ほぼ毎日、登下校時に児童の安全見守りに立たねばならない様子。お気の毒なので、お手伝いをするつもりですが。

こんなお役もお断り、ひいては町内会を脱退される件数が多くて困ります。
お互いさまが消えてしまうようで、寂しいです。




赤猫異聞
浅田次郎:著 新潮社:発行

再読しました。
本は、最低3回は読むという知り合いが言うには、
 一回目は筋、2回目は表現、3回目で細かいところまでようやくわかるから、、、
本当にそうですね。
2回目では、思いがけない収穫もありました。
時代は、明治元年でしたが、
その頃の身分制度と、立場による言葉の使い方など改めてナルホド^^、とか。

やはり、好きな本でした。
以前の感想です。⇒ 💛




隣の女
向田邦子:著 文春文庫:発行

古いものですが、なんとなく読み返してみました。

向田さんの小説(エッセイ)は、読みながら画像が浮かびます。
光景が、まざまざと浮かびます。
それと、人の心が有態に出て浮かびます。

独身のまま逝かれてしまったのに、何故そんなにわかるのかしら?

未だ新鮮でした。


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この記事のコメント
おはようございます
最近は「お互い様」という言葉を聞かなくなりましたね~。
近所の関係が希薄になりそんな言葉さえ知らないという世代が
多くなったのかもしれません。

わが家地域も高齢化して役が回って来るなら
隣組を辞めるという方もいらっしゃいます
寂しいことです。
  1. 2018/01/31(Wed) 08:44:42
  2. URL
  3. nohohon #
  4. [ 編集]
こんにちは。
「町内会」という問題がありましたね。
幸い、私の町内は人口密度が高いので、
役員は数年置きの間隔です。
数人で回してゆく状況は酷でしょう。
なんとも、言いようがありませんが。

浅田次郎、けっこう読んでますね^^。
  1. 2018/01/31(Wed) 09:32:45
  2. URL
  3. NANTEI #
  4. [ 編集]
💕nohohonさん💕
暫く前からほんの選び方が変わってきています。
大江健三郎・加賀乙彦・丸谷才一・阿刀田高とか…きりっとしたものが好きだった若い頃から、
人情味ある物に移ってきています。

人の暖かさや、柔らかさ・しなやかさにホッとできる本を読んでしまいます。

お互いさま、なにか遠くなりそうですね。
  1. 2018/01/31(Wed) 13:28:11
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  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
💕NANTEIさん💕
消滅寸前の個数の少なめなご町内です。
形ばかりですが、それぞれ門があって玄関が離れていて…出かける時は車でビュ~。

顔を合わせることはほとんど=全くかも?=ないご近所です。
お互いさまが消えるのも不思議はないかも知れませんが、先行き不安感もあります。

家族に何かあっても、わからないで終わりそう~
  1. 2018/01/31(Wed) 13:35:00
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  3. こすずめ #
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