こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
風に立つライオン / 常設展示室 / 草々不一 / 坂の途中の家 / 後妻業
時の速い流れにのって、あっという間に2018年(平成30年)の大晦日を迎えました。
だらだらと、とりとめもない<こすずめ日記2>ですが、お付合いくださってありがとうございます。

最後に、また本です。
ふり返れば、今年はよく読んだものです。数えたら、呆れたことに、150冊。(゚△゚;ノ)ノ
これからも、よろしくお願いいたします。



風に立つライオン_ さだまさし:著 幻冬舎:発行  ☆☆☆

内容紹介引き写しですが・・・
1987年、熱い志と明るいエネルギーを持つ日本人医師・航一郎は、恋人を長崎に残し、ケニアの病院に向かった。劣悪な環境で奮闘する航一郎の前に、激しい銃創を負った少年兵・ンドゥングが現れる。心を開かないンドゥングだったが、航一郎の熱さ優しさエネルギーを受け、少しずつ変わっていく。そして、遂に医師を志すことを決意するまでにいたる。しかし、その後、航一郎に哀しい運命が訪れ――。2011年3月、医師となったンドゥングは、津波に襲われた石巻を訪れる。そこで出会った避難所明友館のリーダー・木場に航一郎の面影を見る。木場と共に被災者に寄り添うンドゥングは、ある日、かつての自分と同じような目をした少年に出逢い……。ケニアの日本人医師から、かつての少年兵、そして被災地の子供へ。「心」のバトンが繋がった。


著者:さだまさしの歌「風に立つライオン」の基になった実話です。
素晴らしい人達の物語でした。
医師が患者から奪ってはいけない最も大切なものは、命じゃない。希望なんだ。
この言葉には救いがあります。

以前記事に書きましたが、私が実際に医師から希望を奪われた過去を思い出しました。凹み
その時に、別の医者たちから ”それは、正直” と言われた衝撃も思い出しました。



常設展示室 原田マハ:著 新潮社:発行 ☆☆☆

六つの短編集です。中の3編が好きでした。
1. 群青:メトロポリタン美術館で障害者向けプログラム企画とピカソの青色に魅せられた弱視の少女。
4. バラ色の人生:パスポート申請男性の、ゴッホの絵を売る話にのってしまう女。
6. 道:芸術大賞の最終選考会で翠の心を捉えた一本道の絵、見覚えのある風景をたぐり、見る。




草々不一_  朝井まかて:著 講談社:発行 ☆☆☆

原田マハさんと同じくらい好きな作家さんです。
八つの短編集。好きな物と理解しにくいものがありました。

いいなぁ~と感じたのは、
3「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から三つの約束をさせられて。
4「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。
5「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。
8「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。

そうそう、                 
タイトルの”草々不一”の意味を、初めて知りました。
草々と不一の2つに分かれる言葉で、

草々の結語に対するペアたる頭語は前略
不一の結語に対するペアたる頭語は冠省

草々は、ぞんざいな走り書きで恐縮です。といった意味合いであり
不一は、思いのたけを十分に尽くせなかったことに対しての恐縮、の意。
今日も新しい出会いでした。




坂の途中の家 角田光代:著 朝日新聞出版:発行 ☆☆☆

「BOOK」データベースからの内容
刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と“家族”であることの心と闇に迫る心理サスペンス。

この著者の心理観察は凄いです。
どうしてそこまで読めるのか?多分、非実体験でしょうが、冷静な表現にどきりとします。
まるで自分の心の底を読まれているような、
今も引きずっている取り返せない過去に行きあたってしまいました。




後妻業_ 黒川 博行:著 文芸春秋:発行 ☆

「BOOK」データベースそのままに。
金が欲しいんやったら爺を紹介したる。一千万でも二千万でも、おまえの手練手管で稼げや。妻に先立たれ、結婚相談所で出会った二十二歳歳下の小夜子と同居を始めた老人・中瀬耕造は、脳梗塞で倒れ一命を取り留めたものの意識不明の重体に。だが、その裏で、実は小夜子と結婚相談所を経営する柏木は結託、耕造の財産を手に入れるべく、周到な計画を立てていた。病院に駆けつけた耕造の娘・尚子と朋美は、次第に牙をむく小夜子の本性を知り…。

一時話題になった”後妻業”。
あぁ~・・・そうなんだ。と、妙に納得した部分も。
クワバラ・クワバラ


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この記事のコメント
こんばんは。
大晦日に読書評で締めるとは、さすがです。
年、二百冊は読まれますか?
私は恥ずかしいですが、
両手の指で足りたようです(笑

ぎりぎりになりましたが、
今年もご訪問、コメントありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

こすずめさんも、良い正月を迎えてくださいますよう。
あと三時間に迫りましたが^^;
  1. 2018/12/31(Mon) 20:48:41
  2. URL
  3. NANTEI #
  4. [ 編集]
こすずめさん

今年もいろいろ教えていただいて
こんな私でも少しは身についていると思います。

鯖寿司好きなお嫁ちゃんが30日に来て今日帰ったんですが「お母さん美味しそうな鯖寿司作っていたね」と言ってもらえました。
お蔭さまです。

来年も仲良くしてね。
よいお年をお迎えください。
  1. 2018/12/31(Mon) 21:20:31
  2. URL
  3. ai #
  4. [ 編集]
💕NANTEIさん💕
後、一時間余りで今年も終わりです。
いろいろ、お世話になりました。
ありがとうございます。

本は、我ながら呆れています。
これも、図書館のお蔭です。
自分で買っては、ここまで読めませんもの…予算的にね。

今年は、150冊読みました。エヘヘ

来年も、よろしくお願いいたします。
  1. 2018/12/31(Mon) 23:02:46
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
💕aiさん💕
aiさんの写真、大好きよ。
何かと似ているところのあるaiさんも、好きだわ。

今年ももうすぐおしまね。
来年も、仲良くしてくださいね。
よろしくお願いします。

さば寿司、確かにとっても美味しそうだったわね。
  1. 2018/12/31(Mon) 23:15:31
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
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