こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
あちらにいる鬼 / 海とジイ / 満天のゴール / 旅屋おかえり / 火星にすむつもりかい
図書館の本がなかなか回ってきません。
加えて、やりたいことが色々あり過ぎて読書時間が取れません。
読んだ本も、時間と共に内容がかすんできています。
  

・・・・・・

あちらにいる鬼  井上荒野:著 朝日新聞出版:発行 ★★★


「BOOK」データベースです。↓
小説家の父、美しい母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、“書くこと”と情愛によって貫かれた三人の“特別な関係”を長女である著者が描き切る、正真正銘の問題作。
作家生活30周年記念作品。

生存中ながらモデルになった瀬戸内寂聴さんの言葉です。↓
モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作! !
作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。
五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、
この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。
作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。
作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう。
――瀬戸内寂聴


井上光晴の小説は未読です。
井上荒野さんのものは、これで3冊目。
父親・母親・売れっ子作家の三角関係は、おどろおどろしいだろう
と、覚悟しながら借りた本ですが、
見事にノックアウト~

こういう風に小説は書かれるのですね、と深い感動さえあります。
荒野さん、お見事!そして、素敵です。
もっと読んでみようかな。





海とジイ  藤岡陽子:著 小学館:発行 ★★★

舞台は、瀬戸内海にある小さな島(佐柳島と高見島)と海。

高見島は人口が30人。宿はありますが、船から降りるのは5、6人くらい。
佐柳島には宿はない。前もっての予約で、廃校になった昔の小学校に泊めてもらえる。
買い物は、船に乗ってやってくるトラックに食料を積んだ移動スーパー。(by 著者)
                                       
そこに住む厳しく・激しく・温かい、3人のおじいさん=ジイたちは、
責めたり励ましたりしないのに…心が育って前向きになれる。

三つの短篇集と思ったら、最後に全部つながっていました。
ひとりで生きている人なんていない。みんな少しずつつながっているんだな。
人が人を壊すこともあれば、修復させることもある。「人と人」がすべてですよね。たとえ出会わなくても、その人の影響がどこかで次の世代に受け継がれていく。
それが人生です。は、著者の言葉です。そうですよね。






満天のゴール  藤岡陽子:著 小学館:発行 ★★★

33歳の奈緒は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げるように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた……。

先に読んだ≪海とジイ≫に感動して、この著者の作品をもっと読みたくなりました。
何だか、このごろ涙もろくなった?
最近のNHK朝ドラでも涙ぐみますが、この著者のものにも涙が…

著者は、大学卒業後の就職先を退職後、タンザニアに留学。
帰国後は、看護学校に学び現在は看護師さん。

写真を拝見しても、優しい方。
もっといろいろ読んでみたい。





旅屋おかえり  原田マハ:著  集英社:発行 ★★

内容紹介引き写しです。↓
あなたの代わりに、全国どこでも旅に出ます!
唯一のレギュラー番組「ちょびっ旅」が打ち切りになった売れないタレント・丘えりか。ひょんなことから、病気などの事情を抱えた人から依頼を受けて、
代わりに旅をする「旅屋」を始めることに。

旅は、出かけるだけですでに意味がある、主人公の言葉はまさしくです。
ですのに、人に旅を頼むって… …
個人的には、理解できない設定です。

私、バカなんですね。





火星に住むつもりかい  伊坂幸太郎:著 光文社文庫:発行 ★★

「BOOK」データベースでは、↓
「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!

無実の人々を拷問・虐殺・公開処刑してしまう「平和警察」

怖いなぁ~と思いました。
冤罪も、こうして生まれるとしたら・・・
私や知り合いも可能性があるということ。

残酷な拷問に耐えられるか?頑張って読み終えました。
後半は面白かったのですが、後味はあまり良くありませんでした。


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