こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
跳ぶ男 / 平場の月(1行追記♪…5・16) / 落花 / 中野のお父さんは謎を解くか
跳ぶ男 青山文平:著 文芸春秋社:発行 ★★★

内容紹介です。↓
藩の命運をかけ、少年は舞った。
荒涼たる土地に生まれた十五歳が、芸によって摑んだ一筋の光。

土地も金も水も米もない、ないない尽くしの藤戸藩に、道具役(能役者)の長男として生まれた屋島剛は、幼くして母を亡くし、嫡子としての居場処も失った。
以来、三つ齢上の友・岩船保の手を借りながら独修で能に励んできたが、保が切腹を命じられた。
さらに、藩主が急死し、剛が身代わりとして立てられることに、
そこには、保の言葉と、藩のある事情があった――。

主人公は、江戸時代の小さな貧しい藩のお抱え能師。
「能」が軸になっての物語は、素養がある方には魅力が増すと思います。
残念ながら不調法な私は、その辺りで大変手こずりました。
能をもっと知りたいとも思いました。





平場の月 朝倉かすみ:著 光文社:発行 ★★★

著者の言葉です。↓
『平場の月』は、意外にもパターンとしては悲恋&純愛の王道。
転職、親の介護、離婚を経て今は埼玉の地元で一人暮らし、印刷会社に勤務する五十歳の青砥健将。彼は身体の不調を感じて検査に訪れた病院の売店で、中学時代の同級生、須藤葉子に再会する。
実は彼女、かつて青砥が告白したもののふられた相手だ。
須藤も離婚歴があり今は一人暮らしで、二人は「互助会」と称して近所で酒を飲む仲となる。
そしてほどなく、須藤に大腸がんが発覚。

「好きな女の人が死ぬ、という枠組みで話を書いてみようと思いました。男女逆のパターンは考えなかったですね。男の人が先に死ぬというのは実際多いケースだし、単純に自分がこの枠組みでやってみたかったんです。

平場の作者

男と女の関係が、個人的には理想的でした。
お互い苗字で呼び捨て…この距離感が憧れ。
この作者のもの、少し読んでみようかと思います。

追記です。昨夜 第32回山本周五郎賞作品に なりました (*^_^*)





落花 澤田瞳子:著 中央公論社:発行 ★★★

節をつけて経典を唱える煩唄(ぼんばい)を得意とする仁和寺の寛朝。
煩唄の名手:豊原是緒の教えを乞う為に東国へ向かう。伴には、千歳。
そこで、寛朝は平将門に出会う。

将門は、反逆に荒ぶるならず者と侮られ・謗られる人物だったが…
目的の為には手段選ばない従者の千歳と、
戦争の意味など、自然に感じさせられる物語でした。
澤田瞳子さん、深いなぁ~
で、将門は本当はどんな人物だったのだろうか?気になっています。





中野のお父さんは謎を解くか 北村薫:著 文芸春秋:発行 ★★

文芸部に勤める編集者:田川美希。
仕事などで出会うムム?。小さな不思議を、実家(中野にある)の父に話して聞かせる。
そして、高校の国語教師の父親は、
美希が「難題を抱えて行くと、鮮やかに解いてくれる≪解決≫の自動販売機のような存在だ
↑文中のママ

出版社名や文学賞名などは、架空名でしょうが、
謎解きの文学については本当のことが、実名で書かれている。
よくよく、本を読んでいないとこういう趣向の本は書けないでしょう。
博聞もの、大好き♪

出版社のHPから↓
本好きお父さん、またも日常の謎を快刀乱麻

意外な当て逃げ犯、文豪同士の喧嘩、病床の夫が呟いた言葉の意味。編集者の娘が職場や本の中で出合う謎を父が解く、好評シリーズ

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