こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
澤田瞳子さんの講演会に。
新聞の小さな記事に気がついて、
澤田瞳子さんの講演会に出かけました。


以前、偶々読んだ「火定」・「若冲」・「落花」の3冊が直木賞候補作でした。
(若冲、ブログから抜けています。再読しましたが、好きな作品です)
私にとって「落花」は難しく、とりわけ能のことが正直邪魔でした。
それでも、魅力はたっぷり。

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お話しが聴けるチャンスです。


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古代とは奈良・平安時代を指し、史料が非常に少なく漠然としたイメージしかない時代です。って。
京都に都があり、武家政権になりつつある…1000年以上前です。って。


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世界遺産:平城京跡の復元でも、手がかりはその大きさだけ。ですって。
実際の建築に当たっては、薬師寺や法隆寺などからの推測によったそうです。

そんな曖昧模糊とした時代の様子や、人物像をどのようにして小説に仕立てるか…
菅原道真と平将門も例に具体的な話をして頂きました。

道真公は、省略します。


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(無関係な写真です)

「落花」で主テーマになった”将門”の乱と主人公の”寛朝”にまつわる話でナルホド!
歴史苦手なんですが、ある程度納得出来ました。
939年11月21日…将門、常陸国府攻撃
940年2月14日…………将門敗死 です。


落花

将門追討の命を受けた”寛朝”※ですが、当時京都⇔下総は15日かかります。って。
あまりにもギリギリなので、
もしかして、”寛朝”は将門の乱以前から下総に居たのでは?

↑と、考えたところから「落花」誕生のようです。

小説とは基本的にフィクションですが、史実に背く事を書くと荒唐無稽な話になってしまうのです。ですから、歴史にはうそをつかない、何年何月何日にこの人物がここにいたという史実があれば、それに基づいて物語を作ることは基本に考えています。
著者が、別の日に話されています。

※宇多天皇の孫、敦実親王の第二子として生まれた寛朝は幼くして出家し、声明を学ぶ
↖宇多天皇??実は歴史音痴の私には誰?っ的でしかありません。トホホ
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この記事のコメント
こんにちは。
素晴らしい講演に参加なさいましたね。
故藤沢周平さんも、エッセーの中で同じようなことを書いておられました。
時代小説と歴史小説の違いは、
「時代小説はフィクションの世界だが、歴史小説は事実を踏まえた上で、どれだけ想像を広げられるかということだろう」と。
歴史というのは、常に勝者の立場で書かれます。
平将門もまた大罪人に仕立てられた一人ですね。
  1. 2019/06/25(Tue) 10:05:02
  2. URL
  3. NANTEI #
  4. [ 編集]
💕NANTEIさん💕
藤沢周平さんも、なんですね。
本当に博学なNANTEIさんです。
作家さんは、多様な可能性を想像できる柔軟な脳力を持つことが必須ですね。

私は、時代物の史料などを読み・飲み込み・推察に至った上で史実を曲げないで小説にするということに感嘆するばかりです。

平将門、この本ではあまり悪くかかれていません。魅了的な人物像が、巷での将門と違うように思いました。
  1. 2019/06/25(Tue) 15:23:49
  2. URL
  3. こすずめ #
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