こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
ノースライト / 残り者 / 昨日がなければ明日もない / あきない世傳金と銀6 / あおなり道場始末 / 螢草
ノースライト 横山秀夫:著 新潮社:発行 ★★★

青瀬稔が、北からの光(ノースライト)を3本の光のチムニーにして取り込んだ家は、
建築雑誌にも取り上げられ、斬新さが人気を呼んだ。
その完成を喜んだに見えた施主:吉野夫妻、だが、は引っ越していなかった。
家の中には、ドイツの建築家:ブルーノ・タウトの椅子が一つだけポツンとおいてあった。

面白かったです。
表紙の椅子がそのタウトの椅子らしいのですが、読んでいる時には全く違うイメージでした。
その家=3本の光のチムニーから螺旋状に柔らかな北からの光の入る家=想像できません。
見てみたい気がします。
それと、これまで名前を知っている程度だった、タウトが住んだ"洗心亭"や
熱海に建てた、今は重要文化財の"旧日向別邸"に行きたくなっています。
タウトが日本に残した一つだけの建築は、撮影禁止なので検索にヒットしません。
必ず、いつか行くつもり!




残り者 朝井まかて:著 双葉社:発行 ★★★


時は幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。
官軍の襲来を恐れ、女中たちが我先にと脱出を試みる中、大奥に留まった五人の「残り者」がいた。
なにゆえ残らねばならなかったのか。
それぞれ胸の内を明かした彼女らが起こした思いがけない行動とは――
直木賞受賞作『恋歌』と対をなす、激動の時代を生きぬいた女たちの熱い物語。

内容紹介引き写しです。

朝井まかてさん、やはり裏切られませんでした。



昨日がなければ明日もない 宮部みゆき:著 文藝春秋:発行 ★★☆
杉村三郎シリーズです。”ちょっと困った”女たちと帯にあるように、
かなり扱いにくい・はっきり言って避けたい女性たちの話です。

内容…紀伊国屋書店さんからそっくり頂きました。
◆「絶対零度」……杉村探偵事務所の10人目の依頼人は、50代半ばの品のいいご婦人だった。一昨年結婚した27歳の娘・優美が、自殺未遂をして入院ししてしまい、1ヵ月以上も面会ができまいままで、メールも繋がらないのだという。杉村は、陰惨な事件が起きていたことを突き止めるが……
◆「華燭」……杉村は近所に住む小崎さんから、姪の結婚式に出席してほしいと頼まれる。小崎さんは妹(姪の母親)と絶縁していて欠席するため、中学2年生の娘・加奈に付き添ってほしいというわけだ。会場で杉村は、思わぬ事態に遭遇する……。
◆「昨日がなければ明日もない」……事務所兼自宅の大家である竹中家の関係で、29歳の朽田美姫からの相談を受けることになった。「子供の命がかかっている」問題だという。美姫は16歳で最初の子(女の子)を産み、別の男性との間に6歳の男の子がいて、しかも今は、別の?彼?と一緒に暮らしているという奔放な女性であった……。




6あきない世傳金と銀  高田郁:著 角川春樹事務所:発行 ★★☆


大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、
江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。
その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。
女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。
「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。
商習慣も人の気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせられるのか。
内容紹介のまま。

絵にかいたような波乱万丈物語。
次々、よくぞと思う困難と立ち向かう幸。
でもね、応援してしまうのよね(笑)
楽しい~、それでも、みおつくしシリーズの方が好きです。




螢草  葉室麟:著 双葉社:発行 ★★★

菜々の父は、無念の詰め腹を切らされた。
出自を隠し風早家に奉公するが、御家の不正をめぐって主(あるじ)に危機が迫る。
その中心人物に父の仇(かたき)がいると知った時、彼女は、仇(あだ)討ちのための剣をとる。

葉室さんらしい人情味豊かな話は、ほっとします。





あおなり道場始末 葉室麟:著 双葉社:発行 ★★☆

神妙活殺流の遣い手として知られた先代の死から早一年、青鳴道場は存亡の危機にあった。
跡を継いだ長男の権平は若く、その風采の上がらなさや昼行燈な性格から、
ついには門人が一人もいなくなってしまったのである。だがある日、
権平がようやく重い腰を上げる。「父の仇を捜すために道場破りをいたす」。
酔って亡くなったとされる先代の死には不審な点があり、
直前には五つの流派の道場主たちと酒席を共にしていた。
権平は道場再興と父の汚名を雪ぐため、道場破りを始める。
内容紹介引き写しです。

面白かったです。
が、葉室ワールドともいうべき、ほのぼのとした切なさが少ないな。
この筋書きのまま、もう少しふくらみが欲しいとよく深く考えました。






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この記事のコメント
朝井まかてさん葉室麟さんは好きな作家です。
人情味豊かな内容ががほのぼのして
安心して読めますね。
  1. 2019/07/16(Tue) 17:39:21
  2. URL
  3. nohohon #
  4. [ 編集]
💕nohohonさん💕
そうですね。私も好きな作家さんです。
今日は、原田マハさんを読みました。
今夜決まる直木賞…候補作は2つだけ読んでいませんが、どれに決まるのでしょうか。
  1. 2019/07/17(Wed) 15:39:04
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
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