こすずめ日記2
食事の記録を書くことからはじめました。 パソコンで書く・描く・教わる日々の覚書・・・
本…大名倒産(上・下)/虚像(上・下)/BUTTER/稚児桜/グッドバイ/希望の糸 /みかづき
また、読んだ本がたまってしまいました。
簡単にメモを書き留めていたもですが、PCをWin.10にするバタバタで、紛失してしまいました。

読んだ本の書名も何だった??状態です。
おいおい、思い出せたら書くことにします。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。


大名倒産(上下) 浅田次郎:著 文藝春秋:発行★★★


ものすごく面白かったです。夫も同じ感想。
新型コロナ大騒動の今、気晴らしになりました。

私より年下の著者が、江戸生まれの老人に実際出会っていることに改めて江戸は遠い昔ではないと。
遥か遠く思っていた江戸時代は、長かったこともあって1950年くらいに生まれた著者が江戸時代の人に会うということはあり得た、身近な時代でもあったのはナルホドです。
それで、なおさら面白いのかも。

文芸春秋社の内容案内からです。↓
丹生山松平家三万石を襲いだばかりの若き殿様は江戸城で脂汗を垂らしていた。
――御尊家には金がない。
老中からの宣告に慌てて調べてみれば藩の経済事情は火の車であった。
奇跡でも起こらぬ限り返しようもない額の借金に押し潰される寸前の弱小大名家。
父である御隠居はこの苦境を見越して、庶子の四男である小四郎に家督をとらせたのだ。
計画的に「大名倒産」を成した暁に、腹を切らせる役目のために……。

父祖から受け継いだお家を潰すまい、美しき里である領地の民を路頭に迷わせまいと、
江戸とお国を股にかけての小四郎の奮戦が始まる!

日照り。大雨。刈り入れのの時期に狙い定めてやってくる嵐。さなる天災は東西にかかわらずどこの御領分でも避けられるものではない。しかも、飢饉の原因は天災とばかりではござらぬ。人災による場合も多々あるのだ。

貧乏神やら七福神やらも登場してのおちゃらけに、著者の茶目っ気も楽しめました。






1c8ab6虚像 高杉良:著 新潮社:発行★☆☆

オリックスの宮内義彦氏をモデルにした経済小説で、↓は帯です。
  男はいかに「政商」にのし上がり
  なぜ、表舞台から消えたのか―。
  紳士然たる風貌に隠された
  非情、恫喝、果てなき欲望。
  経済小説の第一人者が、
 「財界の寵児」の見えざる罪と罰に迫る!

オリックス、日本生命、東大、JAL、大京、三和銀行、トヨタ、山一証券、村上ファンド、日本長期信用銀行らしいと思われる企業が続々と登場。
経済も苦手なこすずめですが、郵政民営化と簡保の宿関連の裏話など、それなりに楽しくお勉強できたかな。
ただ、曖昧な終わり方はすっきりしません。





BUTTER 柚木 麻子:著★☆☆

内容紹介に留めます。
あ、美味しい料理の話はかなり興味がわきました。
嬉しかったのは、私が、これまでで一番好き💕と思うクッキーが、味にうるさい主人公の好みと同じwest だったことかな。


木嶋佳苗事件から8年。獄中から溶け出す女の欲望が、すべてを搦め捕っていく――。
男たちから次々に金を奪った末、三件の殺害容疑で逮捕された女、梶井真奈子。世間を賑わせたのは、彼女の決して若くも美しくもない容姿だった。
週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、梶井への取材を重ねるうち、欲望に忠実な彼女の言動に振り回されるようになっていく。
濃厚なコクと鮮烈な舌触りで著者の新境地を開く、圧倒的長編小説。







稚児桜 澤田瞳子:著 淡交社:発行★★☆

内容紹介、引き写し。↓
〈能の名作からインスパイアされた8編の物語〉
〈破戒、裏切り、嫉妬、復讐。今、最も注目される歴史作家があぶり出す人間の情念〉

能の曲目のストーリーを下敷きにした8編の時代小説集。
「やま巡り─山姥」
「小狐の剣─小鍛冶」
「稚児桜─花月」
「鮎─国栖」
「猟師とその妻─善知鳥」
「大臣の娘─雲雀山」
「秋の扇─班女」
「照日の鏡─葵上」

能楽に疎く、つながりはよくわかりませんが、わかりやすくうなずける各章でした。






グッドバイ 朝井まかて:著 ★★☆


幕末の長崎、異国を相手に茶葉(日本茶)の交易に乗り出し、
激動の幕末から明治へと駆け抜けた、女商人、大浦慶の生涯

長崎油屋町で菜種油の商いを営む大浦屋の娘:をお希以(けい)が16歳の時、父親は再婚した女房と子供(お希以の義弟)を連れて、家を遁走した。
19歳で大浦屋の跡目を継いだお希以は、
その当時じり貧だった菜種油の商いに見切りをつけ、嬉野の茶葉を異国に売り込ことに成功したが、大きな痛手も負う。
禍福は糾える縄との諺さながらに、波乱万丈に運命と戦った女性:大浦慶(のちに改名)の物語。


まかてさん、お見事です。




希望の糸  東野圭吾:著     講談社:発行 ★★★


「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

新潟中越地震から物語は始まりました。
刑事:加賀恭一郎と、加賀の従弟で、部下の刑事:松宮脩平が主人公です。
何気なかったり、日常的だったりからの視点が怖くなりました。
いろいろなことを、もっと多面的な視点から受け止めることを心掛けなくては、と
考えさせられることもありました。
よかったです。





みかづき 森 絵都:著 集英社:発行★★★

過去に話題なっていましたが、今回たまたま手に取って感動しました。
凄い~♪いいなぁ、こんな風に子供に接するって。。。
見事な内容でした。一言・二言、いえ三言では表現できません。


内容紹介です。↓
「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」
昭和36年。人生を教えることに捧げた、塾教師たちの物語が始まる。
胸を打つ確かな感動。著者5年ぶり、渾身の大長編。

小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、
塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。

阿川佐和子氏「唸る。目を閉じる。そういえば、あの時代の日本人は、本当に一途だった」
北上次郎氏「圧倒された。この小説にはすべてがある」(「青春と読書」2016年9月号より)
中江有里氏「月の光に浮かび上がる理想と現実。真の教育を巡る人間模様に魅せられた」


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この記事のコメント
心沈む今の時期は
笑えるような小説がありがたいです。
『みかづき』だけ読んだことがあります。
いまは図書館も休館で以前から予約してある本も
まったく順番が進んでいません。
いつになったら心が晴れるのでしょうね。
  1. 2020/03/17(Tue) 09:26:02
  2. URL
  3. nohohon #
  4. [ 編集]
こんばんは。
絶やさず読書、尊敬します。
しかもご夫婦ともに、とは素晴らしい!
私どもは揃ってお笑い系番組です。
最低です( ;∀;)

いつも申し上げている通り、
この中で知っている作家といえば、浅田次郎だけ。
それも殆ど読まなくなりました。

目のせいなのか頭のせいなのか、
小さな文字が辛くなったこともあります。

ところで、そちらのコロナは如何な状況ですか?
なんでも終息は夏という専門家すらいます。
五輪に暗雲かも知れませんね。
  1. 2020/03/17(Tue) 18:46:07
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  3. NANTEI #
  4. [ 編集]
💕nohohon さん💕
図書館、最初は18日まで休館予定でしたが、一昨日今月いっぱいに延長されました。

返本は、ポストに投函すればいいことになっています。
そして、明日からは、予約本の順番が来た人は玄関で並んで順に中に入って借りることができるようになるとのこと。

苦肉の策ですが、ありがたいです。


  1. 2020/03/17(Tue) 21:16:24
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
💕NANTEIさん💕
コロナ、
まぁ、ウィルスが暑さに弱いことから、夏には何とかなるでしょうと、素人は考えています。

でも、寒くなったら復活しそう。。。

不要不急の外出は控えて、と言われると出かけにくいです。
ただ、連日TVなどでは、閉鎖空間ではない公園名護でも運動や気分転換は勧められることも多いし、
新幹線や飛行機は安全性は高いとも聞きます。

不要不急かと問い詰められると、はて?とドギマギする用があって、月末に予定している横浜行きをどうするか?迷い中です。

あ、私、TVを見るのが疲れます。
本を読むほうが楽なんです。なので、TVとは仲良しではないのです。(笑)
  1. 2020/03/17(Tue) 21:27:05
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
こんにちは
こんにちは。
「大名倒産」を予約しました。
浅田次郎は大好きな作家ですe-147
  1. 2020/03/19(Thu) 08:41:32
  2. URL
  3. 窓辺 夢 #
  4. [ 編集]
💕窓辺 夢さん💕
浅田次郎さん、私も大好きです。
難しい話から、楽しいお話まで奥の深い方ですよね。

今、図書館に最新のものを予約してあります。
楽しみです。
  1. 2020/03/19(Thu) 13:28:49
  2. URL
  3. こすずめ #
  4. [ 編集]
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